みんなの広場「こころのパレット」

全 1417 件 [ 1 .. 137 138 139 140 141 142 | 一覧 ]  

ページ 142 (1411〜1420)     ホームページ
必要なもの 引用
池見隆雄 2008/11/19(水)19:25:43 No.20081119190754 削除
B「この前のグループ研修の参加者は、どれくらいだった?」
A「僕を入れて7名と少なめだ」。
B「その人数なら、じっくりやれたんじゃないか?」
A「・・・僕の準備不足で、肝心なところを理解してもらうことができなかったと思う」。
C「気が病んでるの?」
A「どいうより、我ながらもどかしい」。
B「肝心なところを伝えられなくて、もどかしいんだね」。
A「・・・次の機会へ向けて、準備し直そうかな、今度はもっとゆっくり時間をかけて」。
C「伝えることを、あせっていたの?」

                (続く)
返信(2)を読む 最新返信日:2008/11/25(火)16:23:07

落ち着きましたか 引用
池見隆雄 2008/11/15(土)22:51:12 No.20081115224418 削除
Uさん、落ち着きましたか?
今日午後は、第3土曜日の「タイヒ」です。昨日、世話人のWさんと電話で打ち合わせたとき、彼女へも、Uさんの転出を告げました。
例の少年は、今日も参加してくれるのではないかと思っています。前回の「タイヒ」のとき、彼がUさんの転勤を知って一瞬残念そうな表情を浮かべたのが、Uさんと彼と相互に他人事ではない何かを感じ合っているのだろうと思えました。

返信(1)を読む 最新返信日:2008/11/19(水)21:44:17

栄養 引用
池見隆雄 2008/11/17(月)20:03:13 No.20081117195702 削除
妻が室内を徘徊しながら
「栄養ドリンク、栄養ドリンク・・・」とくり返しつぶやいている。不審に思って
「なに、それ?」と問いかけると
「栄養ドリンクと声に出していたら、栄養がとれそうな気がして」と答えた。
妻は認知症にあらす、念のため。

風に寄せて 引用
池見隆雄 2008/11/7(金)22:01:48 No.20081107204557 削除
A「きのうの夜聴いたLPレコードは、25〜26年ぶりだった。あるピアニストだけど」。
B「それはまたえらく、間が空いたもんだ」。
A「その曲、その演奏は自分に合わないと諦めてたんだが、ふとしたきっかけでかけてみたわけ」。
B「受け取り方が変化したんだろうね?」
A「いったい何を聴いていたんだろうと恥ずかしかった・・・深い音楽だった。もっとも、最初、とまどいもあったんだけど」。
C「演奏に?」
              (続く)
返信(3)を読む 最新返信日:2008/11/16(日)22:31:28

夕食 引用
池見隆雄 2008/11/1(土)03:15:36 No.20081101030854 削除
妻が仕事で遅いため、昨日の夕食は、私1人で摂った。茶碗のごはんをレンジで温め、数日前の豚シャブの残りと、カボチャの煮つけを冷蔵庫から取り出し、豚シャブは鍋で加熱。
それらを食べ終え、私には珍しく焼酎したくなって、頂きものの焼酎をお湯割りで飲んでいるところへ妻が帰宅。
「夕飯、食べた?」
「豚シャブがおいしかった、何日か前のと思えんくらい。カボチャがおいしかった、一週間前のとは思えんくらい」。
こうした私の皮肉めいたからかいに慣れ親しんでいる妻は、涼しい顔をしている。
返信(6)を読む 最新返信日:2008/11/15(土)22:53:56

ポケットいっぱいの 引用
池見隆雄 2008/11/13(木)22:09:47 No.20081113212442 削除
A「この近くの公園にくぬぎが何本かあって、たくさんの実が落ちている」。
D「あの、ぽってりと大きな実ですね」。
A「うちの子供らに拾って帰ると目を輝やかしたもんだった。楊枝をさして、コマのように回してやったり」。
C「Aさん、その頃が、懐かしいのかな?」
A「・・・・僕自身としては何かと苦しい時期だったが、子供らとの関わりでだいぶ救われていたな」。
C「拾っていってあげる人がいる、て、幸せよね」。
A「・・・・・・この前の日曜に郊外へ出たとき、家内がどんぐりを拾ってたんで、『どうしたの?』と尋ねたら、小学校の1年生へ持っていってやるとか。で、ここのどんぐりは小さいが、公園にはくぬぎが落ちていると教えたら、とってきてくれというんだ」。
D「Aさんの奥さん、小学校の先生でしたね」
A「本人は4年の担任なんだけど、1年生が喜ぶと考えたらしい。工作にも使うことがあるそうで」。
C「公園で拾ってあげたの?」
A「久しぶりに、上着のポケットいっぱい」。
D「“ポケットいっぱいの幸福”という歌か詩か、たしかありましたね」。
返信(2)を読む 最新返信日:2008/11/14(金)20:34:55

挨拶 引用
池見隆雄 2008/11/11(火)22:37:27 No.20081111221005 削除
こういう挨拶の起こりがだれに、あるいはどこに帰されるのか私は知らない。――わが家では、妻の方が早く出勤する。玄関わきの私の部屋の前を通るとき、おりおり、
 「行ってきマンモス」。私も
 「行ってラッコ」と応ずる。
 帰宅の順はまちまちだが、
「ただいマンゴー」、「おかえリンゴ」などとなることがある。うちの子供らがまだ家にいた頃、彼女らを、
「がんばリンゴ」などと言い慣らわしていた。
 私は一度、挨拶は正しくすべき、と妻子にきつく言い渡したことがある。けじめをつけさせることが、親のだいじな役割と思いこんでいた。
返信(3)を読む 最新返信日:2008/11/14(金)12:51:49

雨音 引用
池見隆雄 2008/11/12(水)20:51:48 No.20081112202924 削除
A「朝から曇っていたが、降り出したね」。
C「Aさん、雨降りが好きよね「蛙みたいに」。
A「僕は、蛙も好きだよ。とくに、ある作家の『交尾』というカジカ蛙の出てくる短篇と、別の作家の『赤蛙』を知って以来か・・・・・・」。
B「蛙に、思い入れがあるんだね」。
A「雨脚が強くなって、雨音がし出したな・・・・・・雨音に包まれていると僕は、そのままじっとしていたくなる」。
B「僕たち、向こうへ行こうか?」
A「たまには君たちも、雨音を意識してみないか」。
A・B・C「・・・・・・・・・・・・・・・」。
B「蛙たちも、雨を聴いているかな?」
C「木や草も聴いているわね、雨自身も」。
A「黙って聴いて」。
 (この文は、まだ残暑のような気候の、1ヶ月前くらいにメモしていました。)

星雲の志 引用
池見隆雄 2008/11/5(水)09:11:14 No.20081105090142 削除
C「こんどの会報の表紙の事、いつものグリーンと違って黄色なのね」。
B「黄色というより、金色に近いんじゃないか。これは、君の注文?」
A「モノクロの天ノ川の写真で映えるんじゃないかと思って」。
C「ちょっと見、夜空に光が差しているような雰囲気になってる」。
A「表紙の言葉は、青い雲と書く『青雲の志』に引っ掛けたんだが、これには高く超え出るという意味がある」。
B「・・・高い天の星、あるいは、この世を高く超え出たところの光が会報の読者に届くようにと?」
A「そういうことにしておこう」。
返信(1)を読む 最新返信日:2008/11/6(木)14:26:01

言って欲しかった 引用
池見隆雄 2008/11/1(土)14:12:33 No.20081101140400 削除
A「きのう、ある人から、身の上相談を受けてね・・・」
B「進展があったかい?」
A「どうなんだろう・・・同じところをグルグル回っているみたいな・・・」
B「そのあと、どんな気持だった?」
A「遣りきれないというか、割りきれないというか・・・重たいものを呑み込んだような不快さが、なかなかとれない」。
B「真剣に聴いてあげたんだね」。
A「・・・そうか、僕はだれかに、それを言って欲しかったんだ。結果はどうであれ、僕は力を尽した。
B「A君、今夜、飲みに行かないか」。

パスワード  

ホームページ | 携帯アクセス | 一括削除

全 1417 件 [ 1 .. 137 138 139 140 141 142 | 一覧 ] 29%使用        検索 文字列(1単語)を含むメッセージを検索します

レンタル掲示板 | 利用規約 | 管理者へ連絡 | 障害情報 | 違反発見報告 | 管理パネル