みんなの広場「こころのパレット」

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〈追憶から事実へ B〉 引用
池見隆雄 2023/8/22(火)15:21:25 No.20230822150833 削除
 ご両人(当家の女主人と母)の会話にはなかなか閉じ目が見つけ難い様子で、
 私は一人、外へ出てみました。
 表の通りの直ぐ向こうが幅の広いクリークであり、その割に水量は少なく、
 真ん中へんを細々と流れていました。
 両側の黒々と盛り上がった泥土に、和船が、底を上にして干されていたり。
 私にとっては非日常――見慣れない光景を日常として生きている人たちがいるのだ、
 人それぞれの世界があるのだとでもいった感慨を覚えたでしょうか?

 この情景につき、今度いただいたお手紙から推測されるのは、
 このお宅がH家であり、昭和24(1949)年生まれの私が4,5歳のときとすれば、
 ご当主が亡くなられた頃でしょうか? 
 何となく家内がガランとしているというような印象も残っているのです。

A後になりましたが、こちらの記憶の方が、@を1年ほど遡っているのではと思われます。
 これには前段と後段があり、
 前段の方は、
 広くはない座敷に床が延べられ、どなたかが臥せっておられます。
 但し、枕頭には丈の低い屏風が立て回されており、私の位置からはお顔が窺えないのです。
 母が前屈みになりつつ、その方と低い声で会話。
 盆の上に吸い飲みなどが見て取れ、その方が病んでおられると腑に落ちます。
 昼間であるはずなのに室内は薄暗く、私は、予兆めいたある種の重苦しさに捉われています。
 その方の病は軽からぬ性格のもののようです。

 後段は、
 前段とは一転して、私は、母屋に建て増されたかと思われる、床が一,二段低い、
 しかし明るい部屋へ連れられて来、
 母ではない女性から、「これが女の子の部屋というものよ、よく見ておきなさい」
 といった意味のことを告げられたと思います。

 前から後へのこの移行は、私の心の重苦しさへ対する、当家の方の配慮ででもあったかもしれません。
 窓辺に沿って二、三の勉強机が横に連ねられ、
 カーテンの絵柄などは、いかにも当時の娘らしさが反映されていたのでしょうが、
 私にそういう判断ができるはずもなく唯だポカンとしていたのでは? 
 それぞれの机の上には文具や、教科書、ノートの類が乱れもみせず配置されてもおり。

 これもH家とすれば、臥せっておられた方はご療養中のご当主であり、
 後段のお部屋は、Nさん(「様」とすべきところ、堅苦しさを避けて「さん」で失礼します)方
 ご姉妹の居室であったのかもしれません。

 あたかも、前後段は、
 亡くなろうとする方と、これから花開いて行こうとする方々との両極に比せられるかのようです。
 もしかすると、人生における生と死の対比を、幼児ながら切実に身につまされたが故に、
 これら@、Aの記憶はいまだ、かくも鮮明であるのかもしれません。

 以上、想念任せに書き散らしましたので、失礼な点もあるかと思われますが、
 その節はご容赦下さい。
 時節柄、益々のご自愛を祈りつつ。
 
     令和5年〇月〇日             池見隆雄



 N・Hさんからの第2信を、
 私自身の存在の薄暗がりに光の当たるのを待つかの思いで待ちわびている
 ――私は、何しに、この世へ生を享けたのやら?
                             (終わり)

〈発 見〉 引用
池見隆雄 2023/8/16(水)14:59:28 No.20230816145440 削除
 付帯条件の全てが排除された、

 赤裸な“存在”を掌中にすれば、

 たちまち、

 至善、至福の道が照明される。

 必然であるがゆえに。

〈追憶から事実へ A〉 引用
池見隆雄 2023/8/15(火)14:10:47 No.20230815135952 削除
事実(続き)

 BN・Hさんには、姉・妹・弟さんが一人ずつあり、姉さんは早逝されたらしい。
  ご当主死去の後、夫人の意向(?)で、一家を挙げて東京都内へ移住。
  私たち夫婦成婚の媒酌人を受けて下さったのは、ご当主の弟さんご夫妻で、
  こちらは昭和63年、88歳で死去。
  ご夫婦はずっと、福岡市住まいであった。
  東京移住に際してH家の住居や土地がどう扱われたのか気に掛からなくもないが、
  それはともかく、ご当主の夫人は東京から嫁(とつ)いで来られ、
  夫の死後、生家を頼って上京されたとも考えられる。

 以上のような事実を目の前にして、また私自身の憶測が膨らむにつれ、
 “とき・ところ”が抜け落ち、入り組んだ情調に彩られた私の幼年期の記憶二種が、
 母にH家へ伴われて行った際のものではなかろうかとほぼ確信されて来、
 更にそれをN・Hさんに裏付けていただきたい、
 これも自(おの)ずからな欲求を抑えかね、私は、以下のような第二信を送呈したのだった。


手紙

 H 様
 厳しい暑気が続いていますが、その後、お元気のことと拝察申します。
 過日は、私の不躾なお尋ねに対し、ご丁重なご返書頂戴し恐縮しました。
 お陰様で、H家と母方の祖母・母との間柄、
 私たちの媒酌を務めて下さったのが叔父様ご夫妻でいらっしゃったなど、
 私の胸中の一団のモヤモヤが、その構成要素それぞれに形を与えられ、
 納まるべきところへ納まるかのような心地でおります。
 とともに、H家のご家族構成や、ご当主が亡くなられた時期などから、
 私の幼年時のとある記憶が、H家を舞台にしているのではなかろうかと思われてきましたので、
 ご関心を持ってもいただけるかもしれないと再度ペンを執った次第です。

 今日まで消え残っている幼年時の記憶のそう多くはない中に、
 何故かしら色褪せない、そして何かの折ふと思い浮かんで来ては、
 これは一体どこの場所――お宅なのだろうと考え込まされる二種の情景が存します。

 @就学前の私は、実家に里帰り中の母親に伴われて、あるお宅を訪うのです、
  冬期のことと思われ、座敷に長火鉢が据えられていました。
  火鉢を前に坐したその家の女主人と思われる方の、母は私から見れば右手に居ながら、
  互いに顔を寄せ合うようにして、親し気に何やら話し込んでいます。
  戸口を入ると直ぐ土間になっており、その土間から上がり框まで相当な高さがあり、
  上寄りに一つ足掛かりが設けられ、私は、座敷へは上げて貰えず、
  そこに腰かけて待っておりました。――その時の私の胸中は、
  母と切り離された不満と、そのお宅の格式からして、その処遇も止むを得ないとの諦念だったと、
  今日なら言語化できそうに思えます。
                              (続く)

〈追憶から事実へ @〉 引用
池見隆雄 2023/8/14(月)13:50:30 No.20230814134254 削除
前置き
 
 母は昨年7月中に他界したが、その数年以前からか郵便受けに、
 母宛ての、東京在のN・Hさんからの封書や葉書を、まま見掛けることがあった。

 H家は母方の親戚筋であるが、
 私は今日まで、その関係の仔細に無頓着なままで来た。
 だいたい、私の結婚の媒酌を、母からの依頼で引き受けて下さったのもH家のご夫妻であり、
 疾(と)うに亡くなっている筈のご両人の、
 N・Hさんは子に当たるのだろうかと推測されなくもなかった。

 今夏の母の一周忌法要の数日後、
 その方から私と妹宛てに、母の郷里に近い○○市の銘菓が届けられた、
 曾ての私たちとって垂涎(すいぜん)の的足り得た、滋味豊かな「△△餅」。

 妹から伝え聞いたところでは、
 母没後間もなくN・Hさんから母宛て電話があり、
 母の死没のありのままを、妹が応答すると、
 母の容態の急展を知られる由もなかったのだから心底驚かれたという。

 訃報が、母の実家からそちらへ不達だったとすれば、
 H家は、親類にしても割り合い遠いのだろうかと想われなくもなかった。
 何しろ私は、N・Hさんと我が家との縁も切れそうだというこのときに当たって、
 その方と母との間の血の濃淡がどの程度なのかを確かめたい自(おの)ずからな欲求に駆られ、
 先方への失礼をも顧みず、お礼かたがた問い合わせの書信を送らせていただいた。

 幸いなことに、10日ほど後、
 86歳の女性の手になるとは思い難い
 おおらかで格式正しい万年筆の文字、淀みのない文面で認(したた)められた、
 私の無知の闇の隅々までを余さず照らすご丁重な返書がもたらされた。

事実

 @H家は代々、○○藩の家老職に任ぜられる家柄で、
  私の母方の祖母―私の母の実母、道代は、その家から、母の実家へ嫁して来た。
  道代の上の弟がご長男(ご当主)であり、N・Hさんはその二女。
  N・Hさんと私の母とは従姉妹どうしということになる――
  但し、Nさんは、父君36歳のときの子であるので、私の母より13歳もの年少。

 Aご当主は、昭和29(1954)年、53歳で、癌のため最期を、九州大学病院内で迎えられた
  ――恐らく、その病棟は、当時、私の父が助教授を務めていた「第三内科」に属していただろう。
  その9年後の昭和38年、父を初代教授として、
  我が国初の「精神身体(心身)医学」の臨床講座(心療内科)が、九州大学医学部に発足。
                                   (続く)

〈秋の3泊グループへのお誘い〉 引用
池見隆雄 2023/8/8(火)14:29:55 No.20230808141253 削除
 平成7(1995)年以来継続している(コロナ感染を避けるため数度の中止を除いて)、
 春・秋の3泊エンカウンター・グループを、
 今秋も、福岡県糟屋郡篠栗町在の「明治屋旅館」を会場として実施の予定です。

 会場は、山の中腹に位置し、福岡市街の大よそと、
 その奥に広がる玄界の海も遠望されます。
 涼味ふんだんな風の吹き抜ける、
 四十畳の広々としたセッションルームに円座を組んで、
 他の誰に強いられるでなく、心の内外の自然に打ち任せ、
 自己を、人間関係を、人生を、心行くまで語り合える
 貴重な機会となることと思います。

 “篠栗八十八ヶ所”と通称される、信仰の地でもあります。
 それに付け加えるならば、
 「明治屋」さんの賄いが、「料理に癒される」と好評です。

 (とき・ところなど詳細は、
  ホームページ:https://ikemitakao.net〈定期研修会の案内〉をご覧下さい。)

Test 送信 引用
井上悦子 2023/8/2(水)15:02:33 No.20230802144013 削除
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No.1
  夏休み 早朝 釣り人たちが集まる
古賀海岸が 朝焼けに染められて美しい。

今日の午後は 天候一転して 雷と雨になりました。

〈翅(つばさ)を得て〉 引用
池見隆雄 2023/7/27(木)15:12:58 No.20230727142324 削除
 先月中の休日に、「八龍神社」に沿う農道を歩いていたとき、
 家内が、社殿の背後を囲う風雨除けのトタン上に、異なものを見つけた
 ――そこに貼りついた葉っぱが蠢(うごめ)いている(?)。
 近寄ってみれば、かつて見たことのないスケールの毛虫、
 体長15センチに及ぼうとするか。

 (数日後、三女がラインを通じて、
  我が国最大級の蛾、クスサンの幼虫と教えてくれた、
  予め写真をアップしていたので。)

 毛虫というと、おどろおどろしい、
 あるいは毒々しい体毛を思い描きがちかもしれないが、
 クスサンの幼虫については、身体が若草色一色で、
 長めの白い毛を、疎林を想わせる具合に背に負うているという穏当さ。

 それを言い換えれば、この虫は、
 毒物を分泌するといった攻撃的な防御態勢とは無縁と見て取れ、
 私は、その背に、指先で何度か触れさえした
 ――カサカサとした枯葉めいた手応えから、更なる穏やかさが得心される。

 虫の行動に、触れられたからといって、変化は認められず、
 しずしずと登攀(とうはん)を継続している。
 
 界隈を廻って同じ位置へ戻ってくると、
 彼は、トタンの上方、風通し目的の金網部分に到り着いていた。
 そこに取り付き、蛹(さなぎ)を経て羽化への過程を辿ろうとするのだろう。

 その日の空模様はといえば、
 重たげな灰、及び灰黒色の雲たちが空一面を領しており、
 とても散歩日和とは言いかねたが、
 何かしら漠然たる期待を抱いて出掛けて来たのだった。

 この界隈でいつも通りかかる家の庭に放されている柴犬が、
 だいぶ時間が開いても私たちを覚えていてくれ、
 尾を振りながら近寄ってくるのと柵越しに暫し交流し、
 クスサンの幼虫とも際会でき、
 おまけに時折、思いの外カラリとした涼風が、稲の頭を撫で渡して来る。

 家内が、
 「出かけて来てよかったね」と微笑む。
 私に、異存のあろうはずがない。


 それからほぼひと月後の今週の日曜日、
 今度も曇天下を、私たちは、「八龍さん」へ出かけた。
 散策の前に参拝するのが習慣だが、
 その日は、家内が先立って、まずは社殿の裏手へ回る。

 「あれよ、きっと蛹は」と彼女が見上げるところ、例の金網に、
 円筒形を想わせる白っぽいものが横ざまに付着している。
 「あの幼虫の蛹にしては小さいんじゃない? 」
 「蛹になると縮むし、脱け殻は乾燥してもっとね」
 私にもそれが、クスサンの幼虫の跡形とほぼ確信された。

 「無事に羽化できたんだね」
 「安心した」

 そのとき、羽化したクスサンが、日暮れどき一杯に翅を広げ、
 生涯の最終―完成段階へ向けて正に飛び立とうするさまが、
 眼前に髣髴(ほうふつ)されるのだった。

〈個人的な期待〉 引用
池見隆雄 2023/7/24(月)14:52:40 No.20230724142944 削除
 随筆、『硝子戸の中』は、
 漱石の作品中でも控え目な位置を占めているのではないかと思うが、
 私は長年、これを愛好してきた。
 取り分け、
 漱石ファンでもある、精神的に瀬戸際の女性との数回にわたる対話の一節
 (女性の具体的情況には一切言及されないが)。

 女性は四度、漱石宅を訪れたのだったと思う。
 最後の機会、夜も更けたので、漱石は、女性を送って出る。
 何度も彼女は、「先生に送っていただいては、勿体のうございます」
 と恐縮と信頼のていなのだが、
 それへ対して、漱石が、最後に発する一言。
 この一言が、幾度読んでも、私の胸を、共鳴体同然に鳴り響かせてやまない。

 「フォーカシング」的にいうならば “シフト”、
 「中動態」的にいうならば “変状”の結果だということもできようが、
 それにしても、
 この漱石側の心境の、ある種の質的飛躍の程度は、ただごとではないと思う。

 仮に、人だれしもに共通の、
 だれしもが相互に支え合っている心的領域といったものが実在するとして、
 漱石は、そうした領域にふと踏み込んだとでもいう他ない。
 とすればそれは、読み手の私自身へのメッセージでもあるのだろう・
 別の表現に置き換え可能ならば、
 「生きていること自体が喜びだ」とでもなるだろうか?

 来月の吉良さんの研修会では、
 フォーカシングのオーソリティの吉良さんと、このあたりを語り合えれば幸いと思う。

〈ヨーガ教室〉 引用
池見隆雄 2023/7/21(金)14:44:42 No.20230721141426 削除
 毎月1回出掛けていた、「福岡聖恵病院」(福岡県古賀市)のヨーガ教室が、
 コロナが下火(?)になったところで、
 先月から3年4ヶ月ぶりに再開された。
 再開を待ってくれていた生徒さんたちに感謝。
 そして、新たに、4名の方が加わった。

 教室名は、“ゆっくりヨーガ”。
 できるだけゆっくりと優雅に身体を動かし、
 呼吸を調えていってもらうこと。

 新たに参加のある方が、
 毎回最後にひとりずつ疑問なり感想を述べてもらうときに、
 「完全弛緩のポーズが大好きです」と。

 完全弛緩とは、種々動的なポーズに取り組んだ後、
 10分間ほど、床に大の字になる。
 このひとときのために他のポーズはあると言って過言でないほど、
 ヨーガにおいては大切なポーズ。
 別名、“死体のポーズ”。

 このとき弛緩が深まれば、
 身体が、床から浮き上がったような感触を得ることもある。
 それは何とも心地良く、静かな喜びで満たされる。
 リラックスとは喜び、喜びとはリラックスに他ならないと私は思う。
 そして、リラックスは、病をも癒す。

 ヨーガ教室とはだから、
 皆で喜びを分かち合う機会といってもよい。
 そして更に、
 それぞれの方に、その喜びを家族や職場へ持ち帰ってもらう。

〇「福岡聖恵(めぐみ)病院」ヨーガ教室

 と き:(原則として)毎月第3火曜日 午後5時〜6時半
 ところ:病院「休憩室」(福岡県古賀市鹿部482番地)
 対 象:病院関係者に限らずどなたでも
 参加費:無料
 連絡先:092−942-6181(福岡聖恵病院) 
     psm_group_09@yahoo.co.jp(日本心身医学協会)

〈お 宝A〉 引用
池見隆雄 2023/7/19(水)15:29:32 No.20230719145028 削除
 私自身のために、冷水をコップに2杯あおり、
 キッチンに見出したバナナを1本。
 さて、籠の前に屈み込んでサスケと目を合わせ、
 「オカアさんが帰ってくるまで待っとくんだよ」と。

 20分余の行程を、協会へとって返す。
 心なしか、往きよりも、暑気が和らいでいる。
 午後5時前、家内から、ラインが入った、
 「サスケのために、エアコンのスイッチを入れに帰ってきてくれて、ありがとう」。

 私の想定より、早めの帰宅が可能だったらしい。
 始めは狐につままれながら、幾つかの兆候から、私の行動の結果と察知したのだ。
 「お宝お嬢ちゃんだからね」と返信する。

 それからまた10分ほどして、サスケの写真とともに、
 「お蔭で元気、ありがとうって言ってるよ」。
 サスケの目の表情がいかにもそれらしく判断されたところで、
 思いがけず熱いものがこみ上げて来そうになり、慌てて画面から目を逸らす。
 その熱いものはしかし、必ずしも、
 サスケの表情に根拠を置いているのではないように憶測される。

 やがて自ずと思い廻らされたのは、
 サスケ(文鳥)の形を取った“存在”そのものに、
 微かにであれ触れ得たのではなかったかと。

 エンカウンター・グループを続けて来られたのも、
 これからも能う限り続けようとしているのも、
 参加の方たちとの間で、そういう瞬間があればこそと思う。
 その触感を情調の側面から窺うとすれば、
 無条件の喜び、及び思い遣りであるだろう。

 “存在”そのものへの触知というお宝中のお宝を、
 サスケが返礼としてもたらしてくれたのだ、と思いなして、
 この小文の題名を〈お宝〉としたのだった。
                     (終わり)


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