ここをクリックしてブラウザのアドレス欄に表示されているのがRSS用のURLです。このURLをRSSリーダーなどに設定してご利用ください。

みんなの広場「こころのパレット」

全 1745 件 [ 1 2 3 4 5 6 .. 175 | 一覧 ]  

ページ 1 (1〜10)     ホームページ
〈有限・無限〉 引用
池見隆雄 2024/3/13(水)14:16:41 No.20240313141320 削除
 綻(ほころ)んだ二輪の海棠(カイドウ)が、
 春先の風に、震えるように揺れていた。
 感動を覚える。

 ――有限の外部に無限あり。

〈通じ合い A〉 引用
池見隆雄 2024/2/7(水)15:35:37 No.20240207152927 削除
 今日午前、仕事の合間に、
 シュナーベルの演奏(ベートーヴェンのピアノソナタ第27番)を聞きかじり、 
 ――つまり適当なところでプレーヤーを止めたところ、
 傍らに坐っていたサブが、
 私を振り仰いで不満げに一声鳴いた。
 目線にもそういう色が漂う。

 クラシック音楽も趣向に合うんだ、サブは。

〈通じ合い〉 引用
池見隆雄 2024/2/7(水)15:07:56 No.20240207150350 削除
 協会猫のサブ(但し半野良、女の子、9〜10歳)が、
 この歳に至って人の気持ちを察する能力、あるいは感性(?)を発揮し出し、
 大いに戸惑わされている。
 
 何しろ、何であれ、“通じ合う”のは素晴らしいことだ。
 自他の存在への肯定感がいや増し、
 安らかさえ覚える。

〈 作 品 〉 引用
池見隆雄 2024/2/2(金)14:16:24 No.20240202134813 削除
 ひと月ほど前、アルトゥール・シュナーベル(1882〜1951)演奏の
 ベートーヴェン『ピアノソナタ全曲』(32曲 10枚組)のCDを、ネットを通じて入手。
 1300円余(送料込み)という信じがたい廉価、
 それでいて“非常に良い”の高評価。

 現代のピアニスト、ヴァレリ・アファナーシェフの著したエッセイ、
 『ピアニストのノート』中にしばしばトスカニーニを始め往年の大家たちが取り上げられ、
 現代の演奏家たちと比較対照されていたことから、
 “ピアノの神様”と渾名されていたシュナーベルも連想されたというのが、入手に関わる動機。

 アファナーシェフは、現代の、取り分け若手の演奏家たちにつき、
 音楽ビジネスの垢にまみれた、あるいは見世物的行き方を痛烈に批判しており、
 それへの反例として往年の大家たちを参照しているわけだ。

 アファナーシェフが少年時、
 トスカニーニ指揮のヴェルディ『椿姫』前奏曲を聴き涙したエピソードに触れて、
 偶々同演奏のCDを未聴のまま私も所持していたから早速それへ耳を傾けたところが、
 大いに心揺さぶられ同じく涙した。

 さて、シュナーベルの録音は今から90年ほど前と古いが、
 デジタル化が良好なせいもあろう、十分に鑑賞に堪える音質だった。
 それより、ほぼ初めてその演奏に接し、
 次のようなメッセージが聞き取れるようで私は感銘を受けた。

 ―― 一日一日を生きていくことが作品(演奏)なのだ、と。

 彼の一日は恐らく、ピアノへ向かうことから始まっただろう。
 私自身のささやかな一日は、机へ向かうことから始まる。
 無限の未来と可能性という作品を生み出すために。

 シュナーベルは、
 ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲の初録音者(1930〜35)としても知れらている。

〈 兄 弟 〉 引用
池見隆雄 2024/1/25(木)14:21:13 No.20240125141726 削除
 昨日から、冷え込みが厳しくなった。
 それにしても、
 今日の風のなんという冷たさ、
 それにも拘らず優しさだろう。

 天へ向かって両手を挙げる。
 そのときふと了解された、
 風も私の兄弟と。

〈生きていること〉 引用
池見隆雄 2023/12/21(木)14:37:35 No.20231221143202 削除
 先週いただいていたシクラメンが蕾を付け、
 この数年間、花を咲かせることのなかったカニサボテンも、
 幾つもそうだと昨晩気付かされた。
 嬉しいひと時だった。

 生きていること――無限の未来と可能性。

〈少しずつ〉 引用
池見隆雄 2023/12/14(木)15:01:09 No.20231214145957 削除
 日々 少しずつ

 少しずつ の 尊さ

〈産 卵〉 引用
池見隆雄 2023/11/29(水)15:12:07 No.20231129150403 削除
 サスケ(手乗り文鳥・3才)が産卵期(秋〜翌春)に入り、
 先日、1個目を産み落とした。

 昨年は初産で消耗し、
 そこへメガ・バクテリアが腸内に大量に発生して生命さえ危うかったが・・・
 今回はその当日、止まり木に辛そうにうずくまっていたにとどまった。

 幼鳥のとき彼女は、
 野性味の強い男の子と私たちに判断されたためそう命名されたのだが、
 リビングのテーブルに産卵した後の表情は、
 母親の安堵と慈愛に溢れていた。

〈黒いマフラー〉 引用
池見隆雄 2023/11/28(火)15:00:34 No.20231128144858 削除
 今月25,26日(土・日)に、協会事務局を会場として、
 研修会〈フォーカシング☆エンカウンター・グループ〉を実施。

 終了直後の、ゲスト森川友子さん(九州産業大学)の感想、
 「平和な会でしたね」に共感できた。
 森川さんゲストの研修会も何度目か、7回目、8回目?
 いずれにしろ、確かに今回は、そのような印象が強い。

 私自身のあり方に即してそれを言い直すとすれば、
 森川さんの教示のペースに最も合わせられたかな、というところ。
 「平和」は静かな喜びに通じていると思う――調和の喜び。
 この世界全体が、調和の喜びに包まれたら良いと思う。

 1日目(午前10時〜午後5時)、
 サブ(半野良の黒猫)は、終始、私の傍にうずくまっており、
 彼女の気配も、「静か〜、黒いマフラーみたい」、と、
 その場の平和に貢献したに違いない。

〈夜の庭にて〉 引用
池見隆雄 2023/11/24(金)14:44:58 No.20231124143803 削除
 毎夜の習慣めいて庭に出、空を仰いでいると、
 ふいに頭上の月が、
 「お前、きょうだいよ」と呼び掛けてきた。
 「仮に、私たちがきょうだいとして、両親はどこに? 」私は問い返す。
 「目には見えない全ての全て」

 私は思わず、夜空を見回した。

 その後、月は、沈黙を守ったまま。

 今度は、私の内側から、
 不可解と解放感とが、同時にこみ上げて来た。

パスワード  

ホームページ | 携帯アクセス | 一括削除
全 1745 件 [ 1 2 3 4 5 6 .. 175 | 一覧 ] 29%使用        検索 文字列(1単語)を含むメッセージを検索します

レンタル掲示板 | 利用規約 | 管理者へ連絡 | 障害情報 | 違反発見報告 | 管理パネル