みんなの広場「こころのパレット」

||| ホームページ | タイトル一覧 |||

〈 自 然 〉 引用
池見 隆雄 2019/7/26(金)13:27:44 No.20190726130950 削除
チビが逝く3日前に、以下のような投稿を想定していた。
今日、見直してみてもあまり違和感を覚えない。

 チビの回復はシンプルには運ばず、
 その後も2度、点滴を受けに連れて行く。
 薬を日に2度服用させる筈になっているが、
 相手が人でないので思うに任せない。
 
 今朝、病院へ出かける前は、
 空腹を訴えて来て、笹身などを結構食べたが、
 戻って来てからは、
 ちょっと皿に鼻を突っ込んだだけで、あとは寝てばかり。

 だいぶ回復の見込みが出てきたと、医師から希望をプレゼントされたけれど、
 目の前のチビの有様を見ていると、心持が晴々しない。

 そういえば、前日の午後、
 「明日の点滴が明らかな功を奏さなかったなら、もう自然に任せよう」
 と思い付いたのだった。
 とともに、自分の呼吸が、楽になるのが分かった。
 妻へもその旨、ラインで伝えると、「私もそれがいいと思う」と返ってきた。

 私にチビを回復させる力は毛頭ない、医療も万能でない、
 チビはじめ5匹の猫たちへの気遣いで、この1週間以上、私の仕事も滞りがち。
 逃げ口上かもしれないが、
 私自身の身の振り方も含めて、あとは、自然に任すしかないのだろう。

 但し、ここで私が、「自然」という語に込めているのは、
 無限に多彩な因果関係というか縁というか、
 通常の意識の与り知らない生命と内外の事象の秩序。

パスワード  (ヘルプ)


    << 戻る