NHK第2放送(R2)のラジオ体操が終わると、ロシア語講座が始まる。胸糞が悪いので直ちにR1に切り替える。
昔からロシアはトルストイやストラビンスキーなど文学的にも音楽的にもハイレベルで、バレーダンスやサーカス等も世界一流だった。
オリンピック優勝選手も多数輩出し、人工衛星の有人飛行も世界一番乗りを果たした(ガガーリン、テレシコワ)。
ところが2022/2/23プーチン大統領のウクライナ侵攻は頂けない。あれから今日で3年2ケ月になるが、ダム、製鉄所、港湾、インフラ、住居、病院、学校等々ありとあらゆる物を無差別に破壊し続けている。
勿論自国や兵士達の損害もそれ相当に甚大であろうと思われ、地球温暖化防止:カーボンニュートラル活動に逆行するものである。
先日逝去されたフランシスコ:ローマ教皇も「戦争に勝者はない」と停戦を呼び掛けたが、一度振り上げた拳は中々降ろせるものではない。
そこへ米トランプ大統領の停戦案は、クリミア半島や既に実効支配しているウクライナの一部をロシアに譲渡せよ、NATO加入は放棄せよ、レアアース資源はアメリカに譲れ等と迫っているそうだ。
とんでもない停戦案だ。倫理も良識も脱ぎ捨て、弱肉強食侵攻を追認するならば、日本の北方領土問題も台湾有事問題も正当化する事になる。
残念ながら自国防衛の為には日本も更なる再軍備へと舵を切らなければならないのか? To be or not to be, that is the question!
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