いつもの年は、4月末ごろか5月初め頃には終わっていたと思う近所の田植えが、
この2.3日の間に終わりました。
梅雨入りした雨の中の田植えが終わった田圃をながめていると、昔の田舎の田植え
風景が浮かんできます。
牛での代掻き、その周りを飛びまわるウミネコ、雨の中ミノ姿で田植えをする父母や兄夫婦、
手伝いで里帰りした姉たち。
田植えの終わった近所の田圃から、夜はカエルの鳴き声が五月蠅いくらい聞こえてきます。
種類は分かりませんがトンボが飛んでいるのも見ました。
ツバメも飛び回っていますし、そのうちシラサギも来るかもしれません。
稲の成長にあわせて、風景が変われば生き物も変わっていくことでしょうが、いただけないのは
蚊が増えてくることです。
また、今年もけばけばしい色のジャンボタニシの卵を目にすることにもなるでしょう。
いずれにしても住宅地のなかに残っている田園風景、いつまで見つづけることが出来るでしょうか。 |
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