みんなの広場「こころのパレット」

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〈ヒルデガルトの余熱〉 引用
池見隆雄 2024/5/11(土)15:16:33 No.20240511150849 削除
H さん

 先日は、ヒルデガルトゆかりの教会(修道院)の絵葉書をご恵送いただき、
 ありがとうございました。
 ――貴重な葉書をいただいて、少なからず恐縮という表現の方が、
   私にとっては適切かもしれませんが。

 映画を観られて後、直ぐにドイツへ旅立たれたとか。
 ちょうど誕生日に当たっていて、彼女の作曲作品にも数多く接しられたとか。
 本当に幸運ですね。

 写真を眺めていると、
 数年前まで研修会場として使用させて貰っていた、
 宗像市在のカトリックの施設、「黙想の家」が想い出されます。
 また、幼時、都会を遠く離れた母の実家(「池亀」)で味わった、気の遠くなるほどの静寂。
 当時はその静寂が恐ろしくもあったのですが、
 今思い返すと、あれ(これ)が、私の心の故郷とも思われます。

 カタチのない実体そのもの。
 実体がカタチをとった私たちを含むこの世界も、
 実体には違いないですから永遠ですね、カタチは必ず失われますが。

 “天使”や“龍”は、いわば、実体から私たちへの使者なのであろう、
 と私は想像しています――カタチのない実体へと私たちを導くためのカタチ。

 この文の向こうにHさんがおられるので、つい余計なことまで記してしまいました。
 以上、まずは、お礼旁。


          5月11日

追伸
 ヒルデガルトのような人物が実在していたと思うと、
 人としてこの世に生を享けたことは、大変な恩恵に違いありません。


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