午前9時59分、室温29,9度。
『スピノザ考』は面白くありません。
ひとの講義について行くばかりでは詰まらない。
結局、自分自身の“事実”を実感することはできません。
『概念と個別性』という本でもかなりそのことを思い知らされていたけれども。
昨日、ヴィルヘルム・ケンプ弾く、シューベルト『即興曲』を聴きました。
LPの音質も手伝って、大変充実した演奏・曲のひとときと満足できました。
室温が30度を超えました。
ぼつぼつエアコンを入れますか。
陽君から返信。私の身勝手な提案へ対し、受容的でした。
昼食は何にしましょうか? うな丼でも食べたいところです。
昨晩、位已光児さんへ電話するもつながらず。
私は何も分かっていない。分かっていないのに、そこまで不安にならない。
――小さな奇跡の積み重ねに、存在を支えられている、そんな感じでしょうか。
小さな智慧や、小さな奇跡。
読書はあくまで、
自分を振り返るための手段、きっかけ、材料、に過ぎません。 |