実は今日から友人がウズベキスタンの首都タシケントに
旅行しています。
彼は今までに世界中の100カ国以上に旅行している
旅の強者です。
私はウズベキスタンと言えば、必ず思い出すのが
「ナボイ劇場」です。
このナボイ劇場を造ったのは戦時中にソビエトの捕虜となった
日本兵達です。
https://navoi.nobuhiko-shima.com/navoiopera.html
スターリンが革命30周年を記念してナボイ劇場建設を指示し、
日本兵を強制労働に駆り出して作らせたとのことです。
その後、タシケントで大地震が起き市内のほとんどの建造物が
倒壊したにもかかわらず、日本兵が作ったナボイ劇場は無事だった
そうです。
この当時はウズベキスタンはソビエトでしたが、建設作業する
捕虜の日本兵の働きぶりにはウズベキスタンの人達は敬意を
表するようになっていたそうです。
ウズベキスタンもソビエトから独立を果たし、
カリモフ大統領は「ウズベクは日本と戦争をしたことがないし、
ウズベクが日本人を捕虜にしたこともない」として
日本兵に敬意を表する「記念プレート」を作ったそうです。
以前、このことを知ったとき、私はタシケントへ行って
日本兵たちの「慰霊祭」を行おうと思いつきましたが、
今ではもう無理かなと感じております。
今回、友人が訪れますので「日本人墓地」をお参りしてくれるように
頼みました。 |