◆◆◆「峠の群像」堺屋太一の評価◆◆◆ 最近、学童見守りながら立ち読みしている『堂々日本史』第2巻(NHK取材班)。「団塊 世代」、「峠の群像」を世に出した堺屋太一(1935〜2019)の豊臣秀吉についての次の論評 は現下の自民総裁選を意識します。 「秀吉は優等生で、器用で、勤勉で来た人だけど、オリジナルを考え出すひらめきを持 った天才ではなかった。そういう点では、信長や家康よりも劣った器だったんです」(154P)。 私もオリジナル≠ニひらめき≠ヘ親しむフレーズです。