みんなの広場「こころのパレット」

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〈幻のピアニスト〉 引用
池見隆雄 2025/12/15(月)14:24:21 No.20251215140303 削除
 わが国ではほとんど知られていない(と思われる)、
 フランスの女性ピアニスト、マルセル・メイエ(1895〜1958)の演奏で、
 ラヴェルの『クープニンの墓』(6曲からなる組曲)を聴いた。

 初めて耳にする曲でもある。
 洗練され尽くした音楽の、それへの演奏者の圧倒的共感と
 超絶的な技巧に裏打ちされた創造的再現。
 一夜明けてもその余韻が尾を引いており、仕事へも気乗り薄。

 メイエのCD(17枚組)は、10年前、ほんとうに偶々入手し、
 当時ラモーの曲を少し聴いたくらいで、今日まで置き所の押し入れの中に眠っていた。
 それをまた近頃、偶々聴こうということになった。

 バッハもスカルラッティも、シューベルトも良かった。
 そしてラヴェル。
 それでなくても私の現在は、フランスの作曲家、演奏家へ大きく傾いている。
 ずっと生きて来て、「こういう音楽、こういう世界の切り取り方もあるんだ」と。

 (以上の文への結び二種)

 @ メイエのCDボックスは元々廉価だったが、
   スマホで見直すとさらに値が下がっている。
   古いモノーラル録音のCD化だが、音質は十分に鑑賞にたえる。
   ピアノ音楽ファンならば、これを見逃す手はないと思う。

 A ――無限の未来、無限の可能性、という言葉が脳裏を掠(かす)める。

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