曾ては独学で楽典をけっこう熱心に学んだり、
ソルフェージュを数年間、継続したこともあったが、
楽器へ向かうには不器用に過ぎ、
音感も極めて鈍いというあんばいで、
少年期から今日まで、LPやCDをひたすら「そうか、そうか」と聴いて来た。
それが何になるのか、何の役に立ったのか知らない。
というより、実利とは無縁に違いなかろう。
今朝も、このペンを執る前、メイエの弾く、バッハ作『イギリス組曲』を一聴。
その前後で何かが変化していた。
いわば沈んでいた内面の空気が、少しずつ流れ出していた。
空気が動けば、手足もついて来る。
11時過ぎには、クリニックへも出かけなくちゃならない。 |