みんなの広場「こころのパレット」

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〈 星 〉 引用
池見隆雄 2021/5/21(金)15:29:46 No.20210521152125 削除
 近頃、協会猫のイチは、3日、4日と留守することが、
 当たり前のようになっている。

 今月で3才の彼に、
 旅立ちの日が迫っているのかもしれない。
 彼のおじに当たるサラも、そんなふうにして、
 戻らなくなった。

 半“野良”のオスの背負った星 というべきなのか。

 それは私は、イチが居なくなれば寂しい。
 しかし、星には逆らえまい。

 満天の星の眺めは 美しいではないか。

〈みどり〉 引用
池見隆雄 2021/5/19(水)13:34:24 No.20210519133058 削除
 みどり みどり みどり

 身の内まで 染める みどり

 明年は 花が咲き 実を結ぶ

 みどりへ深く 沈んでいよう

〈ひさびさ〉 引用
池見隆雄 2021/5/17(月)13:10:18 No.20210517130656 削除
 午後遅くなって、今日は、
 雨に見舞われた。

 ほど近くから、
 思いがけず雨蛙の音(ね)が。

 クルリとした大きな目玉が、
 目蓋に懐かしい。

〈育(はぐく)み〉 引用
池見隆雄 2021/5/14(金)14:10:52 No.20210514140547 削除
 久々の雨天、静かな気配。

 協会の出入り口の踏み台の上に、
 テントウ虫の幼虫が。

 かつて家族と、ほぼ休日ごとに出掛けた田園で、
 彼らは、ごくなじみ深かった。

 静かな雨、幼虫も育って行くよ。

〈一 つ〉 引用
池見隆雄 2021/5/12(水)14:29:37 No.20210512141558 削除
 木の葉一枚と私と

 等しい重さ
 
 私と限りない空と

 等しい広さ

 皆んなで一つ

〈在 る〉 引用
池見隆雄 2021/5/11(火)16:36:42 No.20210511163142 削除
 生活に無くてはならない、
 「する」、「できる」。

 とはいえ、
 「在っ」てのこと。

 在らしめられた 私。

〈応 答〉 引用
池見隆雄 2021/5/10(月)13:33:38 No.20210510133143 削除
 日の暮れ方

 孤独を訴える人のメールへ

 ふと応答す

〈今 に〉 引用
池見隆雄 2021/5/7(金)14:30:20 No.20210507142741 削除
 この今の心持ちに
 形――言葉を与えたい

 永遠を 今に
 現わしめたい

〈恵 み〉 引用
池見隆雄 2021/5/4(火)11:05:25 No.20210504110035 削除
 生きる――生きられる

 自然の恵み 
 一掬(ひとすく)いの風

〈 息 〉 引用
池見隆雄 2021/4/30(金)12:48:36 No.20210430124314 削除
 庭に立って漫然と
 そこらあたりに目を放っていると
 ふいに
 微かだが実の詰まった「ヒューヒュー」音が
 届けられた

 木の葉は揺らめいているし
 風の存在証明かと思ったが
 次に届けられたとき
 大気と鼻腔との擦過音だと

 私は息(生き)ているよ
返信(3)を読む 最新返信日:2021/5/1(土)16:51:49

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