草軽電鉄は、憧れるがゆえに、まだ何か納得がいかなくて、燃えかすが残っているような、悩ましい鉄道だ。口に出したことはないが、密かに敬愛し、学ばさせてもらっているサイトがある。
いまさら私が口にするのも気がひけるくらいだが、「草軽電鉄の記憶:火山山麓のレモンイエロー」だ。とかく上っ面しか舐めてない私の趣味と違い、こちらの研究は緻密で感嘆に値する。とくにハンセン病に関わる草軽の闇の一面は、「高原の幸せ鉄道」のイメージしかなかった私の頭に、衝撃の一撃を与え、その後の趣味活動に大きく影響したものだ。しかしながら、まだまだ知識は浅く、語れるものは何一つない。
何度か全線を車で走ったとはいえ、トレスしているわけではなく、どこが軌道だったのかわからぬところも多い。再び氏のHPを再読して、乗せてもらえなかった患者さんが歩いて辿った道を、確かめてみたい。そう思っている。それが何になるのかわからないのだけれど、あやふやなルートが、心の中で引っかかっている。
このHPは書籍化してほしいくらいで、ここを知ったことで、少し草軽の本当の姿を垣間見られたと思っている。
映画「山鳩」とともに、草軽を知りたい方には、是非お勧めしたいサイトだ。
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