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仕事で免疫組織染色(詳しくはネットで調べてね)を手伝うことがあり、その時スライドグラスから抗体液が流れ落ちないように撥水ペンで組織切片の周りを囲うんですけれど、この撥水ペンというのがマジックペンぐらいの大きさなのですが1本4800円もするので、ボッてるなあっと思って何か安価で代用できるものがないかと考えて、そうそうマスキングゾルなら同じような機能があるだろうと思って試してみました。マスキングゾル(neo)にはブラシも付いていますが、操作性を考えてニードルボトル(10mL)に移して使用しました。先が固まり易いので、使い始めに“試し出し”をしないといけませんが、スムーズに出るようになると使い勝手は上々です。乾いていないと水に溶けるので、完全に乾くまでに3分ほどかかりますが、その間サンプルが乾燥しないようにすればなかなか役に立ちそうです。撥水ペンだとあとでキシレンで落とすのですが、マスキングゾルならピンセットでペロっと剥がすか、テープでくっつけて剥がすこともできます。もう少し工夫が必要ですが、研究室のコスト削減に一役買えそうです。
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