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きたろうの独り言 別冊特別編
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ぴょん様。
ご質問頂き、誠にありがとうございます。
およそひと月後に迫った【お祭り】のため、手前どもの宮司は「なまら」社務繁多につき、お答えする時間がなく、大変ご無礼かと存じましたが、この【御意見広場】の主宰者として、宮司に成り代わり、不束ながら、その疑問、尤もなことと存じ、一筆啓上する次第です。
また、聖職者は世俗の森羅万象のみならず、あまねく宗教界のことを自家の薬籠に入れておりますので、如何なるご質問にもお答えすることが出来ますれば、貴女のせっかくのご配慮ですが、そのようなご心配は今後一切なさらずに、どしどし書き込み賜れば、主宰者としてこれに勝る幸せはございません。
さて……。
いつになく丁寧な言葉を使い、全国……じゃなく、全世界三億人のきたろうファンをガッカリさせるのはこれくらいにして(笑)、普段着に衣装替えをしてきました。
いけませんな、あの烏帽子姿は……。性に合いません。まだ実際に着たことはありませんがね。
久しぶりなンで、長くなってしまいましたが、前置きはこのくらいにして回答コーナーに参りますか。
なお、この回答について、実践するかどうかは貴女(「あなた」とお読み下さい)の判断です。
嫁の立場、親戚の力関係、ご亭主をきちんと尻に敷いていられるのかは文面から判断しかねますので、そこを考慮することは出来ません。悪しからずご了承下さい。
すべからく人生は自己責任というのが、この【御意見広場】が取っているスタンスです。
したがって、発言にはなんの責任も持つつもりはありません。予めご了承願います。
また、用語の誤った使い方等に関しましては、後刻、宮司が訂正することでしょう。鵜呑みにはしないで下さい。
(いや〜、長い前置きだなぁ〜)
まず、神棚にお魂入れの件。
熱心な仏教徒が話すことではないようですが、それゆえ余計な心配をさせているような気がします。度量が広いと言って言えないことはないと思いますが……。
したくなければしないで結構です。
第一、神棚は絶対ではありません。無ければ無くても構いません。神棚を買うお金に疑問があれば、困ったときだけお近くの神社で神頼みをすれば宜しいでしょう。
「こいつ、こんな時だけ来やがって……」
とは神様は思いません。もし、そう思われても大丈夫です。なぜなら、私達の周りには八百万もの神様がいるンですから、ね。別な神様にお願いすればよいことです。
良く聞くでしょう? 「やおよろずのかみ」って。「やおよろず」で変換してみて下さい。八百万ってなりますから。
玉串料を、現金書留で江別神社気付きたろう様の宛名で送って下されば、わたくしめから宮司に祈願させます(笑)。
ただし、住宅完成後に神棚を飾った場合は原則として魂入れはしたほうが良いでしょう。そのほうが、なんとなくそれらしいからです。これは、本則でもあります。念のため。
もし、まだでしたら、往復の交通費をご負担頂ければ宮司に行かせます。その際、玉串料は不要です……、たぶん。
次に、仏壇の件。
気持ちが乗らなかったら止めたほうが良いでしょう。
仏壇に魔がつくって……? その坊さん、魔がさしたんじゃないですかねぇ……。そんな坊主とは縁を切ったほうが良いですよ。冗談じゃない。
衆生遍く慈悲を施すのが如来や菩薩の役目。
こころの平安を凡人にもたらすのが仏教の根本原理。
この役目と根本原理を蔑ろにして、やれ戒名料だ、やれ導師が幾らだ……と我利我利亡者に成り果てているのが、いま時分の葬式坊主。
そんな輩の話など、真っ当に信じないが身のため、財布のため。
へんっだ! 悔しかったら言ってみろってんだ!
あのね、学識最上とか言われた法然さんはね、言ってンだい!
南無阿弥陀仏と六字の名号を称えれば極楽浄土に行けるってね。
魔がつくだぁ!? 死ぬまで言ってろ!ってんだィ!
おっと、つい、激してしまいました。冷静に……、冷静に……。
それにしても……。
不要になった仏壇がある実家というのも変ですよねえ。
また、民法云々はこの質問には合いません。敢えて、法律を出すなら憲法でしょう。生意気を言いました。
どこの宗派のお寺に属するかを決めていない由。
それでイイんじゃありませんか。
30代でしょう?
誰かのお葬式を上げなければならなくなったときに決めればイイんじゃないですか?
それに、なにもお寺である必要もありませんよ。神社でも葬儀を上げられます。葬儀とは言わないンだそうですがね。ナントカ祭って言っていたような気がするなあ……?
費用も安いですしね。これって、リーズナブルですよ。
あっ、死んだときのことで思い出しました。
http://www.k2-homes.com/hp/t-works/?p=news_detail&code=1105072128046
をご覧になってみて下さい。なんか、なんとなくですけどね、なんかイイんですから……。
閑話休題。
腑に落ちないことはしないほうがイイに決まってます。ただ、外野席の野次に屈しないためには自分なりの宗教観、宗教的知識は持っていたほうが楽ですよ。
なに、その辺の図書館で、【5分でわかる 図解 宗教のすべて】みたいな本を軽く読み流すだけで、仏敵を退散させられますから、一度やってみて下さいな。
無宗教というのは、感覚的にしろ、何かずれているように思います。無信仰と言ったほうが適切のようです。屁理屈のようですが。老婆心からの一と言です。読み流して下さい。
花を見て、
「綺麗だ……」
とか思ったことってありませんか?
それとほぼ同じラインで、たとえば……、夜、寝る前や湯船につかりながら
「今日は、良い日だったなあ……」
って感じたことがありますよね。
そんな時、なんとなくですが、なにかに感謝したいって気持ちになりませんでしたか?
それが宗教だと思うンです。
なにごとのおわしますかは知らねども
かたじけなさに なみだこぼるる
こんな気持ちが、時折、ふっとわいて来るってありますよね。
それが宗教でしょう。
わたしたちの心の中にある素直な気持ちが、宗教なんであって、ことさらに神社仏閣に詣でなくとも、神棚や仏壇が無くとも、いつとはなしに手を合わせる瞬間ってあります。それこそが、宗教の神髄だと思います。
だから、無宗教と言うのだけは止めて下さいな。それでは、まるで自分には素直なこころがないんだよ〜だ、って言っているのと同じになるような気がします。
余計なお世話でした。
でもないか、所詮はきたろうの独り言なんだし……(笑)。
以上で回答になりましたでしょうか?
解決したら、きたろうのおかげ、わけがわかんなくなってしまったら宮司のせい(笑)。
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あっ、削除はしないで下さいね。目障りでも、迷惑でもありませんから。頼みます。
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