先日紹介致しましたハワイの「50の大殺界親父」である友人
からまたメールが来ました。
ホノルルマラソンの前哨戦の30kmレースに出場したんだそうです。
結果は711人中349位。
ラスト2kmで足がつり、タイムは自己目標を10分ほどオーバー
したそうですが、見事に完走。
大分以前に彼の伝記を書いて紹介致しましたが、彼は岩手県の
寒村の出身で幼少からの口癖は
「オラ、こんな村嫌だ♪〜 オラ、こんな村嫌だ♪〜」
夜な夜なデスコテックなどで戯れる東京のシテーボーイに憧れて
上京。
その後、学生の身でありながら「水商売」に没頭。
そして、その天性の接客能力を生かしてレストラン業界に
就職。
中国での成功、ハワイへの進出、成功。
会社の倒産、裸一貫での出発など、波乱万丈の人生を歩む
彼なのです。
「額に汗して」働く姿など、決して他人に見せないタイプであり
醒めているようにも見えるが「熱い魂」も持ち合わせている。
追い込まれてもヘコまない前向きな姿勢だが、決して力んでも
いない。
こんな彼が「マラソン」に打ち込む姿が信じられません。
ラスト2kmで足がつった後、足を引きずって歩いてゴールした
そうであります。
感動的な姿です。
とても小生にはまね出来ません。
あの六本木のシテーボーイが、足を引きずり、顔を歪めてゴールを
目指している!!
「50の大殺界親父」になって、何か感じるものがあるのでしょうね。
誰かが言っておりました。
生活するに充分なお金を持ち、社会的にもそれなりの地位を
築き、家庭にも恵まれた人間が、一番欲しがるのが
「自身の健康だ」と。
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