境内に設置してある「絵馬掛け」には初詣に来た参拝者の
方々によって、それぞれの「願い」が書かれた絵馬が掛けられて
おります。
鎮守の杜を預かる者の責務のひとつとして、これらの「願い」を
認知する事は重要と考えています。
ですから毎年必ず「絵馬」にどの様な願い事が書かれているのか
一通り目を通します。
今年、とても気になる絵馬がありました。
その絵馬には「お母さんのガンが治りますように」と書かれて
おりました。
「願」をかけたのは十歳の男子です。
彼に対し「何か意思表明」をしたかったので「宮司の独り言」に
彼に対する「手紙」を書きました。
彼が「独り言」を読むかどうかは分かりません。
多分、このHPを知らない可能性のほうが高いでしょう。
しかし、書いてみたかったのです。
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