近年、「釣りの本」以外全然本を読まなくなった小生ですが
久々にまじめな本を読みました。
先日朝食を取りながら見ていたニュース番組で「ベストセラー」
として紹介されていた本であります。
題名を『国家の品格』といい著者は数学者の「藤原正彦」氏です。
内容はなかなか凄くて「惻隠の情」ー(そくいんのじょう)など
今まで知らなかったすばらしい言葉に遭遇出来ました。
「人類はなぜ戦争を止めないのか」「人命は地球より重いのか」
「人間は平等か」
小生が普段からテーマにしていた事柄について実に分かりやすく
解説されておりました。
数学者の氏が「問題解決のために論理を重ねると破綻する」
と主張するのです。
200ページに満たない薄い本ですが、その内味は目から鱗で
いっぱいです。
本の内容にとても共感して
「この先生もうちのホームページ見たのかな」と女房に言うと
「ホントに幸せな性格だね」と言われました。
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