先週、義母の彼岸参りと義父のお見舞いに静岡まで行って
参りました。
認知症で施設に預かっている義父を見舞うといつも思うのが
父は「いったい何を感じ、何を思って」生きているのだろうか、
と言う事です。
「淋しいとか辛いとか」思わないのかな、と感じます。
しかし、人から聞いたのですが「人はボケると心配事とかが
なくなって、かえって以前よりもストレス無く過ごせ元気になる」
のだそうです。
義父も血色がよく身体は以前よりも元気そうでした。
人間の脳は自動的に「自己防衛本能」が働いて、「現実を認識して」
辛くなるより「ボケて楽に生きられる」様になってしまう、と言う事
なのでしょうか。
朝のテレビで「尊厳死」について、いろいろと議論されておりましたが
改めて「人が生きる」とは何なのか?考えさせられます。 |