江別神社「宮司の独りよがり」

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『自己防衛本能』 引用
江別神社宮司 2006/3/27(月)12:16:34 No.20060327121459 削除
先週、義母の彼岸参りと義父のお見舞いに静岡まで行って
参りました。

認知症で施設に預かっている義父を見舞うといつも思うのが
父は「いったい何を感じ、何を思って」生きているのだろうか、
と言う事です。

「淋しいとか辛いとか」思わないのかな、と感じます。

しかし、人から聞いたのですが「人はボケると心配事とかが
なくなって、かえって以前よりもストレス無く過ごせ元気になる」
のだそうです。

義父も血色がよく身体は以前よりも元気そうでした。

人間の脳は自動的に「自己防衛本能」が働いて、「現実を認識して」
辛くなるより「ボケて楽に生きられる」様になってしまう、と言う事
なのでしょうか。

朝のテレビで「尊厳死」について、いろいろと議論されておりましたが
改めて「人が生きる」とは何なのか?考えさせられます。

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