昨日、あるお宅にお参りに行ったところ、お坊さんが
居りました。
そのお坊さんは、このお宅の親戚の方で曹洞宗の大本山
「永平寺」に奉職されている方でした。
30分程お話をさせて頂きましたが、「永平寺」でも神社を
祀っているのだそうです。
ネットで調べてみると「白山神社」という神社を永平寺の
境内で祀っておりました。
僧侶の彼が「日本は元々神の国なのです」とも言いました。
「あー、分かっている人だなあ」と感じると共に、とても
嬉しくなりました。
寺で神社を祀る。
実に「日本人的」なのです。
この「神仏混交の思想」が日本で宗教戦争が起きない源泉なの
です。
「尊いものがふたつあってもいい」をそれを「神仏」と呼ぼう
と発想した日本人の知恵です。
小生も昨年から、女房の実家の曹洞宗のお仏壇をお預かりして
おりますので毎朝、うちのご先祖に「パンパン」と手を合わせた
後にお仏壇に線香をあげ「チーン」とお参りしております。
これで何も不思議や矛盾はありません。
|