江別神社「宮司の独りよがり」

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『長 月』 引用
江別神社宮司 2006/9/1(金)06:34:44 No.20060901063433 削除
とうとう長月、9月がやって来ました。
あっという間に来ましたね、あと一週間でお祭です。

例年ですと、もうとっくに身も心も「お祭モード」に変換されて
いるのですが、今年はちょっと気になることがあって、まだで
あります。
明日までには「変換」します。


何度も同じ事を言いますが、「祭」は農耕民族たる日本人が
悠久の歴史の中で豊作を祈ったり、天候を祈ったり、また大自然の

恵みに対して感謝の気持ちを表わす気持ちから生まれたもので
あります。

ですから、祭はもともと日本人にとって「普遍的存在」であり
宗教うんぬんではないのです。

「祭」を「宗教や思想」でくくると、ややこしくなるのです。
「祭」をくくるとすると「日本人の民俗行事」「日本文化の粋」と
くくれば分かり易くなります。

ですから右も左も真ん中も、仏教徒もキリスト教徒もイスラム教徒
も日本人であれば、「祭」を体験的に理解できるのです。
(これは決して外国人は参加させない、と言う意味ではありません)

先週の日曜日、たまたま見ていたテレビで江差の姥神大神宮の
神輿渡御に、エジプト研究で有名なW稲田大学のY村教授が神輿を
担いでいる姿が映っておりました。

彼は確か、何年か前にイスラム教徒に改宗したはずです。
でも、これでいいのです。
これが日本文化たる「お祭」と信じます。



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