我が家に昔から来ている
お手伝いの おばちゃんは すごい
今年も お祭り最後の 餅まきで 大戦果をあげている
『ｈ孝さん 今年も一杯まいてね』と 言われる
当方も 気にはしているが 暗いのと あの異常な興奮の中
おばちゃんが 何処にいるのか さっぱり わからない
しかし 今年も十個以上の 戦果を上げている
いろいろ 聞いてみると
誰が 餅をまいても 投げる距離は ほぼ一定なのだそうだ
毎年 餅拾いにきて その距離（餅まき台からの歩数）を
体得したそうだ
餅まきが 始まったら 四つんばいになり
地面を見ながら ひたすら『こっちー こっちー』と
叫んでいると 地面に転がって来るそうだ
『それを すばやく拾えば いいのさ』と こともなげに言う
『そんなに 拾ってどおするの』と聞くと
『近所の足の弱った おじいちゃんおばあちゃんに分けてあげるのさ
縁起物だから 一個づつでも 喜んでくれるよ』
なるほどなーと・・・
お祭りって お神輿ばかりでなく いろんなかたちで
学習して餅拾い名人になったり ご近所のお付き合いだったり
最後に 村上鬼城の俳句から
『生きかわり 死にかわりして 継ぐ 祭りかな』
江神會は来年が20周年です
それぞれの人が 孫子の代まで つないでいきたいですね |