江別神社「宮司の独りよがり」

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心を鬼にして 引用
江別神社宮司 2007/3/3(土)08:06:52 No.20070303080326 削除
昨夜、江神會20周年記念事業・記念誌部会がありました。

小生はこの日までに「昔の祭の写真」を物色・提出する事に
なっておりました。

前回「アルバム行脚」を行った時には、懐かしい写真に出会うと
思わず見入ってしまい、暫し思い出に浸り、時にはウルウルして
作業になりませんでした。

自分の小さいときの写真や亡くなった父母の若い頃、また
威厳があって、とにかく怖かった祖父の写真を眺めていると
まるでタイムマシンに乗ったかのように、時空を超えた世界に
入り込んでしまいます。

写真以外にも色々な物を発見しました。
きっと母が整理してしまって置いたのでしょう、小生の3兄弟の
通信も見つけ出しました。

中学の成績で、自分は「5と4」しかとっていないと思っていた
のですが、けっこう「3」もありました。

また兄と妹の通信簿は見た事がなかったのですが、担任の
先生からの「通信欄」を読んでいると、なかなか面白くて
本当に懐かしくなります。

しかし、今回はそれでは「まずい」のです。
思い出に浸りすぎると作業になりません。

心を鬼にして「機械的に作業するんだ」「写真検索マシンになれ」と
自分自身に言い聞かせながら、6時間かけてアルバム探し写真探しの
作業をしました。

目標の「昭和27年のお神輿を購入した時の写真」を発見する事は
出来ませんでしたが、この作業はまたやり直す事にします。



このような20周年の作業を行う事によって、懐かしさと共に
当時の方々の「祭、神輿」にかける思いが伝わって来ます。

戦後間もなく、まだ不便で物のない時代に「大枚45万円」はたいて
北海道から千葉の「浅子周慶」宅まで鈍行で一昼夜かけて、みこしを
買いに行ったのです。

昭和27年は、アメリカの占領政策から日本が独立を回復した年で
あります。

何としても「お祭に神輿」を出したかったんでしょうね。
祖父や当時の役員の方々の「熱意」が伝わって参ります。



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