ついに「さやえんどう」と「ピーマン」を収穫致しました。
まず、ご先祖様にお供えして報告し、炒めて頂きました。
何せ生まれて初めて自分達で育てた野菜達であります。
ほんのわずかな量ですが、充分に味わって頂きました。
神社神道の神主として、もう二十何年も仕えていて
今さら言うのも照れるのですが、この度野菜を栽培して
つくづくと感じた事。
太陽の与えてくださる光と温度によって、すべての生命体が
その命を永らえるエネルギーの礎を頂き、
それに水や土の中のいろんな物が、いろいろ関り合いになって
野菜達が育ちました。
我々の祖先が「大自然に神の魂が宿っている」と感じ、祀り
始めたのは実に自然な感性であると思います。
この「日本人の感性」を忘れちゃあ、いかんのです。
そうすりゃ、もっと傲慢にならずに生きていける、と感じる
のですが。
自然の恵みに感謝しつつ、今日も野菜の葉に着く「青虫の卵」を
虐殺し続ける小生なのです。 |