昨夜、何となくテレビを見ていましたら、薬師寺の
日光・月光菩薩(国宝)が東京の国立博物館に寄贈?され、
その様子を放送しておりました。
途中から見ましたので、間違っているかも知れませんが
この二体の仏像が出来たのが1300年前で、初めて薬師寺を出て
東京に行かれたのだそうです。
管長さんのお話ですと
「この仏像によって少しでも多くの人達が癒されれば」と
申しておりました。
これは薬師寺創建以来の大決断である、とも解説されて
おりました。
この様な大決断が必要なほど、今の世の中が狂っている
と言う事なのでしょうか。
この二体の仏像、日光菩薩・月光菩薩がテレビの映像で見ても
本当に素晴しいのです。
銅製との事でしたが、1300年も以前に、この様な仏像を
いったいどの様な人が作ったのでしょうか!?
あれは「黙って手を合わせるだけで癒されるな」と感じました。
仏教芸術の粋を集めた仏像と言っていいのでしょう。
我々はもっと「我々の祖先がどうやって生きてきたか」という
姿を知り、学ぶべきでしょうね。
そうすれば、もう少し「真摯な生き様」になれるかな、と
感じました。
上京する機会があれば、是非とも国立博物館に足を運びたい、
そうして、実物の日光・月光菩薩を拝んでみたいと思います。 |