いつの間にか、もうすっかり春の陽ざしになってきました。
早いものです、今日から弥生、3月です。
2月中旬に叔父が逝去しました。
昨年秋のお祭りの時には、社務所の事務方を任せて
神輿の宮入の時にはマイクを握りしめて、何か叫びながら
張り切って手伝ってくれていたのに。
大好きなお酒も飲んで、朗らかにしていたのに。
何とあっという間に、この世を去ってしまったのでしょうか。
入院を知り、見舞いに行った時に「もう助からない」ことを
感じました。
そして、この時に既に「葬送の儀は始まっている」と確信しました。
一番お世話になった叔父をきちんと送り出す為に、自分に何か出来るのかを
考えた結果、毎日病院へ顔を出そうと決心しました。
たとえ会話が出来なくとも、一方的に喋って、手を握って、さすってやって
最後のコミニュケーションをとったつもりです。
自分の父や母の死の時にも、こんな事しなかったのに。
だんだん自分も歳をとってきたのでしょうか。
先日、女房の父の見舞いや墓参りに静岡へ行ってきました。
満92歳で認知症の父は「9対1程度のまだらボケ」なのですが
年相応に弱って来てはいますが食欲もあり、まあまあ元気に
しております。
小生の「職業病」なのでしょうが、叔父の死や義父の姿に接していると
「いい人生とはどういうものなのか」を改めて考えてしまいます。
今月中に「小冊子」を出版しようと、現在、校正作業に追われております。
この冊子は、小生の今までの神主人生の集大成になると思います。
小生の後見人であるY田さんにアドバイスを頂きながら、必死に
取り組んでおります。
出来あがったら、この場で発表します。 |