お祭が終わった何日か後から、一枚目の写真の猫が社務所にやって来るように
なりました。
まだ中猫くらいで腹も減ってそうに見えたので、ご飯をあげると、どうも
境内に住み着いたようであります。
この話を、町内でも有名な猫好きのYさんにすると、早速ニャん子ちゃん用の
缶詰を何種類か持って来て「どうか、宜しくお願いします」を頭を下げるのです。
別に「Yさんの猫でもないのに」何と慈愛に満ち溢れたYさんなのでしょう。
その何日か後もニャん子ちゃんは寒さに弱いからと言って、毛布や小屋を持って
来て下さりました。
小屋は先日の雨の時、壊れてしまったので作りなおしました。
小生が畑用に使っていたレンガと石で、豪華な猫小屋を作りました。
連日、小生の食べ残しの魚や、Yさんに頂いた缶詰をたらふく食べたせいか
今ではすっかりデブってきました。
女房は撫でたいようですが野生の野良猫ですので、勿論触ることは出来ません
すぐに逃げられます。
ご飯をあげる時、せいぜい1メートル位まで接近するのがやっとです。
先日境内の林の中で、多分、野ネズミを見つけ捕まえたようでした。
瀕死の野ネズミを一旦口から離し、逃げようとするネズミに猫パンチを
放って、いたぶって遊んでいました。
それをカラスが見つけて、上空に何羽か集まり「カァーカァー」鳴き出すと
ニャん子ちゃんは「これは俺のものだ」とばかりにネズミをくわえて雑木林へ
走って行きました。
何とも大自然の生き物たちの、自然な姿であります。
二枚目と三枚目の写真はうちのニャん子ちゃんの残飯を、でかい面して
食いに来た野良ちゃんです。
ふざけた顔をしています。
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