今年は異常中の異常気象のせいか、畑の毛虫、青虫の数は半端では
ありません。
小生は毛虫や青虫の、その気持ち悪さのせいで草取りをサボリまくり
雑草だらけの畑となってしまいました。
それでも地元農家から購入した「鶏糞」のお陰で、バラは例年の5倍も
花が咲きました。
今朝、バラの新芽を覗きに行きと、何と大嫌いな青虫が葉っぱに居座って
おりました。
大切なバラの葉を食われては困るので、小生は躊躇無くこの青虫を虐殺
しました。
小生の命と同様にこの青虫にも「生きる権利」があるのでしょうが
その姿が気持ち悪いばっかりに、小生に虐殺されてしまったのです。
青虫を虐殺した後、ふと社務所の壁を見ると、赤とんぼがクモの巣に
絡まって蜘蛛に食われるところでした。
小生は蜘蛛もトンボも嫌いではありません。
蜘蛛には悪いと思いながら、そっと赤トンボを蜘蛛の巣から解放
してあげました。
蜘蛛は慌てて逃げて行きました。
赤とんぼの羽に絡まった蜘蛛の巣を上手に取ってあげたかったのですが
うまく出来ず、ちゃんと飛べない赤とんぼはダッチロールを繰り返しながら、
結局地面に墜ちてしまいました。
この赤とんぼはきっと蟻の餌食になるのでしょう。
小生の出現で逃げた蜘蛛は「せっかく食べ物にありつけたのに!」
腹をすかしながら小生を恨んでいるかも知れません。
この夏、小生は雑草の命を長らえ、虫達の生きる権利を侵害いたしました。
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