昨夜、江別地区自治会連絡協議会主催の『市長と自治会長との対話の集い』に
出席して参りました。
議題の中に「高齢化社会問題」がありましたので、小生の考えを市長に
直訴して来ました。
毎度おなじみの主張なのですが、以下のとおりであります。
各地域にある小中学校に複合機能を持たせ、高齢者と子供とが
給食を一緒に食べたり、パソコンを学んだりして交り合う場を
設けて頂きたい。
自治会が各地域で高齢者と子供とのふれあいイベントを単発的に
行っても、その効果は薄く行政が主体となってシステム化すべきである。
子供の初等教育にとってお爺ちゃんお婆ちゃんの存在は大きく
高齢者が自分の知恵や経験を子供に垂示する場を設ける事により
核家族化の中で育った子供に貴重な体験を積ませる事が出来る。
更には、高齢者にとっても「社会と繋がる場」を増やすことになり
「元気なうちは誰かのために役に立つんだ」という社会貢献意識を
涵養出来る。
自治会長の集まりですので、出席者のほとんどが小生よりも年上の方々で
この高齢者社会問題に多くの時間が割かれて議論されました。
市の統計でも今度益々独居老人の数は増える様であります。
「独居老人」という言い方は、何かちょっと「冷たさ」を感じるので
小生は「一人暮らしのお年寄り」あるいは「一人暮らしの高齢者」と
呼びたいのですが、いずれにせよ「無縁社会」から脱却するために
行政と地域と学校とが三位一体となって取り組むべきと思います。
24日に江小・三小の統合問題の協議会が開催されます。
ここいら辺でこの問題にも「勝負を賭けなければなりません」
少子高齢化・人口減少という大波に中で、「単なる学校統合」という
対症療法ではなく、今後子供達に対して「誰がどの様な教育をするのか」
「学校教育の抜本的見直し」を訴えていきたいと思います。
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