江別神社「宮司の独りよがり」

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惨 敗 引用
江別神社宮司 2010/11/25(木)12:49:16 No.20101125124557 削除
昨夜、江小・三小統合問題の第5回目の地域協議会が開催されました。

そろそろ結論に向けようとの事で、委員各自が統合に賛成か否かを
発表致しました。

出席委員15名中、まだ迷っているという方が二人いらっしゃいましたが
その他の方々は付帯条件があるにせよ賛成でした。

ある程度の予想はしていたものの、結局、反対は小生一人という惨敗で
ありました。


先日の新聞に「老人虐待、過去最高」という記事がありました。

しかも、最も多いのが息子による実の親への虐待だそうです。

小生はこういった事態の根本的な原因は「核家族化」にあると
考えます。

高齢者と接する機会が少ないと、子供に敬老の精神は涵養出来ません。

また、なかなか解決の糸口が見つからないイジメや不登校や学級崩壊という
問題も根底には「核家族化」の弊害が存在すると思います。

以前から「三世代同居がこの国を救う」と思っているのですが
これは一朝一夕にはいきません。

だからこそ、学校施設に複合機能を持たせ、高齢者と子供とが恒常的に
触れ合うことの出来るシステムが必要である、と考えるのです。

そしてこのシステムが有機的に機能する為には、ある程度分散して数多く
存在するのが必要条件であると思っています。

その為に江小・三小の二校を複合機能を備えた学校として新築して欲しい
と望んでいるのです。

大変な予算がかかるのは重々承知の上で、近い将来の為にここにお金を
つぎ込まないでどうするんだ、という気持ちなのです。


しかし、現実には協議会で小生の案はほとんど受け入れられずというか、
相手にされずに昨夜の会議は終わりました。

何ともイジけてしまう気持ちですが、何故分かって頂けないのかを
検証する必要もあります。

@実はこれは幸せな事なのですが、江小・三小共にイジメや不登校や
学級崩壊といった問題で自殺者が出ておらず、また老人虐待と
いった実態の情報もないので、自分達に差し迫った問題と考えにくい。

A教育委員会にとっては「複合施設の建設」となれば、自分達の職務を
超えてしまうので、簡単に返事は出来ない。


ま、元々の小生の発想は「子供と高齢者とが恒常的に触れ合う場」を
作り、システム化するソフトであります。

そして、このソフト実行の為に学校建設というハードを利用しようと
考えたのです。

昨夜の会議で大勢が決まった感じが強いので、次回の会議では
発言しにくいなぁとお思いますが、またボチボチやっていきます。

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