2月26日のH海道新聞の夕の一面に「現代風寺子屋」広がる、と
掲載されておりました。
「住民が先生役、地域で子ども教育」と記載されておりましたが
「我が意を得たり」という気持ちで読みました。
この記事で紹介されているのは、主に教員の退職者が定期的に
子供に郷土の文化や礼儀作法を教えると言ったものでありました。
小生は8年前から「地域のお年寄りの知恵を学校教育の場に」という
提案をしてまいりました。
やはり、時代はこういう方向に向かっていると、確信いたしました。
こういった試みがもっと発展して、元教員といった子供の教育に
携わっていた人達のみだけではなく、多くの地域の高齢者がその知恵や
経験を子供たちに垂示する場を、学校機能の中に取り入れるべきと
考えております。
例えば、元農家の人が校庭での花壇づくりや野菜づくりを指導する
洗濯屋さんが上手な洗濯の仕方を教える、お婆ちゃんが煮物や漬物の
作り方を教える、といった具合であります。
何もできないというお年寄りは、子供たちと一緒に給食食べたり、プールに
一緒に入ったりすっるだけでも良いと思います。
とにかく、高齢者と子供とが触れ合う場を作らなければ、核家族化の中で
育った子供が敬老精神を身につけるとは思えません。
経済の事や外交の事も重要と思いますが、国の基本は子供の教育にあると
信じております。 |