江別神社「宮司の独りよがり」

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なじみの良い地域社会 引用
江別神社宮司 2011/4/5(火)07:55:38 No.20110405075310 削除
先日テレビで、東日本大震災関係のニュースを見ていましたら
学者か評論家かは忘れましたが、「この様な大震災が起きた時
地域社会がちゃんとしているかどうか」が大変重要だ、と仰って
おりました。

震災時における「助け合いや思いやりの精神」が略奪や暴動を
起こさず、また復興に向けての大きな力になる。

そして、このちゃんとした地域社会が成立している大きな要因に
「伝統的な祭り」を挙げておりました。

その地域で長い年月を積み重ねて守られてきた「祭」が作り出す
人間関係が、地域の中での信頼関係に育ち、この様な時に力を
発揮する、と言う様な事を仰っておりました。

小生が常々信じていたことを、そのまま仰って下さったので全く
「我が意を得たり」の思いでした。


福島県の原発近くの神社で退避勧告が出ているのにも拘わらず
「神社を守らなければならない」といって退避しない宮司さんも
おられると仄聞しております。

小生がもしその立場にあったら「退避しないで神社を守ろうとするか」
全く自信がありません。

しかし、宮司たるものお社を取り巻く地域社会にどっぷりと浸かって
「祭りを通じて豊かな人間関係を育み、ひいては信頼関係で結ばれる
地域社会作りに貢献する」という役割を改めて認識いたしました。

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