昨日は外国から3名ものお客人が、神殿を見学にお見えになりました。
このお三方、男性がコロンビア人で女性がマレーシア人とロシア人で
あります。
それぞれ母国での官費留学試験に合格して、日本に留学しておりますので
日本語はペーラペラ、相当難しい単語も知っております。
日本や日本文化が大好きで来日しておりますので、そりぁもう何でも知って
いるのです。
東日本大震災の被災者の方々のために「絵馬」も書いて下さりました。
こういう外国人がいらっしゃるというのは、本当に有難いことであります。
埼玉の国際交流基金の施設にお世話になっているそうで、あと半年間
滞在して「もっともっと勉強したい」と申していました。
彼らには「勉強するってぇのは忍耐だぞ!」というのは全然関係ないようです。
「学ぶのが楽しくてしょうがない」といった感じでした。
国対国となるとなかなか難しい面がある交流も、民間交流となると
自然に付き合いできますので、こう言う事は大切であると思いました。
何せうちの社務所でコロンビア人とマレーシア人とロシア人が日本語で
なんの違和感も感じさせずに会話しているのです。
だいたい毎年、海外からのお客人がお見えになるのですが、今回のお三方は
日本に対する認識度・知識等は過去最高レベルであるように感じました。
過去に凄いと思った「ポールやJJ」よりも上の様な気がします。
今回のコーディネーターであるK野さんも、彼らの日本語が余りに
凄くて、得意の英語を駆使して通訳する必要がなく少々ガッカリ
したようです。
向学心に燃えて海外まで来ている彼らと接していると、やはり「凄い刺激」を
受けます。
そして、一人でリュックサックに寝袋詰めて旅行した事を思い出します。
毎日毎日緊張しながら11カ国をうろついた事を思い出します。
もうそんな旅行は出来ませんが、あの経験が現在の小生を支える淵源となって
いる事は間違いありません。
またぞろ「外国に行ってみたい病」が発病しそうであります。
宿痾(しゅくあ)に苦しむ小生なのに、これ以上病気が増えるのは勘弁です。
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