江別神社「宮司の独りよがり」

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いよいよ9月 引用
江別神社宮司 2012/9/1(土)07:44:28 No.20120901070047 削除
光陰矢のごとし、全くあっという間と言う感じであります。
今日から長月、あと一週間でお祭りです。

「心技体」を整えて、臨みたいと思います。


北野武著書「全思考」
https://twitter.com/​h_tagashira/status/​239726297700524032/photo/1)からの
抜粋。
友情について。


『友情は金じゃ買えないという話も同じことだ。
金で買おうとする根性が間違っているという話ではなく、そもそも​友情の意味が
わかっていない。

友情が金で買えないのは当たり前だ。何故かといえば、そんなもの​はハナっから
存在しないからだ。ないものを買おうとしちゃいけな​い。

「お前に困ったことがあったら、必ず俺が助けてやる。俺が困った​時はお前が助けて
くれ。俺たち友達だよな」
こんなものは友情なんかじゃない。

ヤクザの兄弟杯と一緒で、単なる保険の掛け合いでしかないわけだ​。

保険は大きく、たくさんあった方がいいから、ヤクザは兄弟分を​できるだけ増やそうと
する。

だけど2、3人の仲間内で掛け合う保険は、おろしようがない。と​いうか、
誰かが損をしなけりゃいけなくなる。

ということは、誰か​と友人になるということは、最初から損をする覚悟をして
おかなき​ゃいけない。

いい思いをするというのは、相手に確実に迷惑をかけ​ることになるのだ。

「お前が困ったら、俺はいつでも助ける。だけど、俺が困ったとき​は、俺は絶対に
お前の前には現れない」

これが正しい。

お互いにそう思っているところに、初めて友情は成​立する。

昔助けてやったのに、なんで今度は俺のこと助けてくれないんだ?​
なんて思うとしたら、そんなもの初めから友情じゃないのだ。

自​分が本当に困っているとき、友達に迷惑はかけたくないと思うのが​ほんとうだろう。

要するに友情というのは、こっちから向こうへ一方的に与えるもの​で、向こうから
得られる何かではない。友情とは、自分の相手に対​する気持ちだ。

友情から何かを得ようと考えることが、そもそも間違っている。

損得尽くで考えるなら、友情は損するだけのもの。

だけど、アイツが好きだ。困っているのを知ったら、助けてやりたい。

そういう自分の気持ちを、買えるとか買えないとか言っていること​自体がおかしな
話なのだ。』







今夜は「お神輿の組み立てと総練習」いやがおうにも気合が入ります。

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