小生が病気にかかる原因が分かってきました。
世間で言われる「気が抜けると病気になる」というのは正しいと
思います。
よく「仕事一筋のモーレツ社員が定年したとたんに病気になる」という事が
ありますが、これは精神が緩むと細胞も緩むせいだと気が付きました。
例えば「よーし、やるぞ!」と気力充分の時にはなかなか風邪など
ひきません。
これは精神と共に、身体を構成している細胞のやる気も充実していて
病気などの外敵に対して抗う力がみなぎっているからです。
ところが精神が緩むことで細胞までやる気を失うと、身体の抵抗力も
低下するのです。
自身を振り返ってみると、12年前に狭心症になった原因は分かりませんが
昨年次男が大学を卒業した時に「もうこれで学費からも仕送りからも解放された」と
思うと肩の荷が下りて「ガクッ」と来ました。
この春、その次男が江別神社に奉職して仕事面で随分と楽になって
相当に気が緩みました。
昨年から今年にかけて「尿管結石」でその鈍痛に半年も苦しみ
この秋からは「突発性難聴」で憂鬱な毎日を過ごしております。
「病は気から」と申しますが、病気にかかる相当の部分は「精神」に
あるように感じております。
今更気がついても遅いかも知れませんが、「気が緩む」ことの恐ろしさを
痛感します。
病気をいくつも抱えると気力も落ちて、だんだんと行動半径や意識が
狭くなっていきますが、その狭くなりつつある世界の中で「したたかに
しぶとく」生きて参りたいと思います。 |