実は昨年の4月から市内のインターナショナル・スクールで英会話を
習っています。
もうじき1周年を迎えます。
なぜこのような事を始めたかというと、ひと言で言うと「自己満足」の
ためです。
「自己満足」というのは「自分」が「満足」する訳ですから、大変大事なことで
あると思っています。
3年前に次男が大学を卒業して、2年前に当神社の権禰宜になった事に
よって、経済的・時間的に多少の余裕が出来て、いよいよ「己の末期」に
向けてのファイナル・ロードを歩み始めたのです。
英語は中学の時から苦手で、いつも劣等感を抱いておりました。
残り少ない人生において、なるべく劣等感を除去し、「自分に満足した状態」で
次の世界へ旅立ちたいと願っております。
英会話を習い始めた時「何とか一年間は頑張ろう」と決心しましたが、その一年が
やって来ました。
自分の息子達よりももっと年下の中学生や高校生と机を並べて学ぶのは
とても刺激になりますが、けっこう辛くもあります。
何せこのクラスでも小生は最も劣等生ですので、毎週の予習復習をサボると
ついていけないのです。
2月までは一年で止めようと思っていたのですが、いろいろな事情があって
もう少し続けます。
小生の日常生活にまったく必要のない英語ですが、自分自身の中に潜む
劣等感とこの歳になって闘って「すっきりしたい」と願っている事が
大切である、と思っています。
この正月からは「もうひとつの劣等感」である「習字」に取り組んでいます。
もう自分の書いた字を見るといつも「自己嫌悪」に陥りますので
これも何とか解消すべく「お稽古に励んでおります」
今年還暦を迎え、もうそんなにたっぷりと時間が残されている訳ではありません。
何とか「自分が」「満足できる」人生にしたいと願っております。 |