江別神社「宮司の独りよがり」

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60歳の朝 引用
江別神社宮司 2014/7/17(木)08:14:12 No.20140717081053 削除
先ほど生まれて初めて「60歳の朝」を経験致しました。

昨日や一昨日と何も変わらない朝でした。

この60歳を無事に迎えると言うのは、小生の近年の最大の目標で
ありました。

40代半ばで心臓病を患い、この不安と恐怖の中で神社と家族とを
護らなければならないと言う命題と闘ってきました。

お陰さまで二人の息子も無事に学校を終えさせて、ま、何とか働い
ております。

次男が権禰宜になって、仕事の面でも随分と楽になりました。

その分、気が緩んできたのか、最近だらしなくお酒を飲むように
なりました。

5年前とは明らかに違う緊張感の中で、小生はあといったい何を
すべきなのか。

神主なので、お祭りを護り伝える事によって神社を護持するという
当たり前の使命は継続するとして、あといったい何をすべきなのか?

また「何がしたいのか?」「何が出来るのか?」この歳になっても
よく分かりませんが、なるべく真面目に生きて行こうと思います。

十年後の今日、「70代」を迎えられるかは分かりません。

迎えられたとしても「寝たきり」とかでは厭です。

死に対する恐怖心も人並みにあります。

でも「死の瞬間の人の意識の変化」「死後の世界」への興味も尽きません。

こんな事を考えてながらも平凡に、自分に与えられた使命、またその使命から
派生する新たな使命を果たすべく向き合って、今日からも生きていかなければ
ならないのでしょう。。

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