江別神社「宮司の独りよがり」

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読経を聞きながら 引用
江別神社宮司 2017/5/31(水)08:59:20 No.20170531085350 削除
 昨夜は父の友人で、長くお付き合いのある方のお通夜へお参りに行きました。

とても頭が良くて、達筆な字を書き、麻雀が強くて、その上釣りの名人でした。

生前の父は「あの人ほど釣りの上手い人はいない、江別で一番だ」と言って
おりました。

享年85歳で病気で亡くなりました。

 僧侶の読経を聞きながら、小生の末期(まつご)は一体どんなだろう?
と考えておりました。

今現在でも心臓病を抱えておりますので、心筋梗塞で死ぬのが本命と
考えており、これが自分にあっているとも思っております。

父は「心臓病→癌→脳卒中」と三大成人病をフルコースで味わって
この世を去りましたが、あまり病気ばかりというのは嫌だななぁと
思います。

かといって、小生は絶対に交通事故や犯罪によって命を起こすことは
ないと信じてもおります。

何の科学的根拠もありませんが、自分は先祖を始めいろんな人に
守られていると信じておりますので、事故などでは死なないと思います。

自らの体内で発生する病気には敵いませんが、これで末期を迎えるのは
幸せな死に方と思っています。

 
 また小生はけっこう誤解されているなと、最近よく思います。

職業上、強い精神を持ち呻吟なく生きていると思われがちですが、とんでも
御座いません。

様々なことに悩み苦しんで生きているのです。

人に弱みを見せたくない見栄っ張りな性格であることと、職業上、
精神的脆弱さを露呈出来ない不都合さがあります。

そういったことが更なるストレスを生むのですが、これはこの職で
生活している以上仕方ありません。

ここで楽をしようと思えば、本質的に背負っている使命を放棄することに
なるからです。

救ったり救われたりしながら、しかしそれが可能な環境に身を置いていることに
感謝しつつ今日も生きて参ります。


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