最近ネットで発見してものすごく感銘を受けた二枚の写真です。
二枚とも東北大震災後の被災地で撮影されたものです。
一枚目は若い僧侶が粉雪が舞う中、読経しながら被災地を回っています。
この表情には言葉には言い表せない迫力があります、本ものの迫力です。
小生自身も宗教に携わる一人として東北にために、被災者のために
「いったい自分は何をやっているんだろう」と後ろめたさを感じます。
もう一枚は少女(だと思う)の目と真一文字に結んだ口、両腕の肘の角度に
この子の強い意志を感じます。
我々の想像を絶する恐怖や悲しさや辛さの中で「生きる」という意思表示を
示しています。
そしてこの二枚の写真を見て、その時の状況を想像してみると涙が滲んで
きます。
小生ごときに大したことは出来ませんが、人生の最後のほうは「俺は生きている」と
いうことを実感できる生き様でいたいと願っています。
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