江別神社「宮司の独りよがり」

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新年のご挨拶 引用
江別神社宮司 2018/12/31(月)19:40:30 No.20181231194010 削除
 明けましておめでとう御座います。

平成最後の新春を迎えるにあたり、我が日本国の安寧また皆様のご平安、ご多幸を
心よりお祈り申し上げます。

 さて昨秋、台風、地震と未曽有の災害の直後に、江別神社で一番大きな行事である
秋祭を迎えました。

お祭の最終責任者として短い時間の中で多くの決断を迫られましたが、たくさんの人々に
お支えを頂き何とか無事に終えることが出来ました。

この場をお借りして、改めて御礼申し上げます。
 
 秋に毎年恒例の「市長と自治会長との対話集会」があり、その席上で九月に発生した
「台風、地震の検証」がなされました。

あの当日、江別市では午前三時二十五分には対策本部が設置され、対応が指示されて
いたそうです。

行政を預かる者の仕事とはいえ、地震発生直後に自分の家族等を置いて市役所へ出勤する
というのは、凄い人達がいるものだと感心致しました。

 私は、と言えば、自分の家のこと神社のことお祭りのことで頭がいっぱいで、地域の人達のために
何も尽くすことはありませんでした。

普段「町興しがどうの、町作りがどうの」とほざいている割には、町のために何も具体的な行動を
起こしませんでした。

『疾風に勁草を知る』

 窮地に追い込まれなければ、その人間の本性は分からないと言います。

この言葉を反芻して、後どれほどの人生か分かりませんが、余生を無心に生きたいと
願っております。

 今年で満六十五歳の高齢者ですが、どうか宜しく。

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