江別神社「宮司の独りよがり」

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明治神宮 遥拝堂 引用
江別神社宮司 2021/10/5(火)12:54:38 No.20211005123906 削除
 昨日の午後、一人の女性が参拝後社務所に立ち寄られました。

その方の垢抜けした服装と醸し出す雰囲気が何となく「普通の女性」ではなく
「どこかでお会いしたことがあるかな」と思っておりましたら、サーカスという
音楽グループのボーカルの一員でした。

3〜4年前に札幌でのコンサート後の自由時間に、目的地も決めずにぶらっと
JRの乗り江別に着き車窓から鳥居が見えたので、江別駅で降りてお参りに
来たのだ、と仰っておりました。

その時に、鳥居をくぐったとたんに「霊気」を感じたと言い、コンサートで
全国を回り、その時々に地元の神社を参拝するが「霊気」を感じたのは
久々だと感想を述べておりました。

今回は二回目の参拝になります。

そしてこのお方の「ただ者ではない」ところは、初めての参拝時に二の鳥居の横の
灯篭に刻まれている「明治神宮 江別遥拝堂」の文字に気がついたことです。

ただの「神社フリーク」ではありません。

正直に言って、ここで産湯につかい、ここで育ち、宮司職にある私なのに
彼女に「明治神宮とは何か関係がおありなのですか」と問われるまで
遥拝堂のことは知りませんでした。

本当に「バカタレ」の私です。

明治神宮は大正時代に建立され、きっと江別でも多くの人々がお参りを望んだでしょうが
現在のような交通事情ではありませんので、灯篭を遥拝用に建てたのだと思います。

明治神宮にお参りしたいという「当時の方々の思い」が伝わってきます。


 この日は夕方に整形外科へ行って、膝・肩・肘に合計5本の注射を打っていただく
予定でしたので、江別でのコンサートにはお誘いいただいたにも関わらず、
行くことが叶いませんでした。

次回には参りたいと思っています。



・PCの調子が今いちで写真をUP出来ませんでした。

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