江別神社「宮司の独りよがり」

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今日から3月 引用
江別神社宮司 2022/3/1(火)06:30:39 No.20220301062652 削除
やっと三月になりました。
まだなかなか春の実感はわきませんが、様々な意味で早く春が訪れて欲しいものです。

ロシア(ソ連)について、記憶していることを並べてみました。


@近代以降、ロシアは不凍港を求めて南下政策をとってきた。

アジアで手に入れたかったのが朝鮮半島、遼東半島、そして日本列島。

そのため日本が日清戦争で割譲させた遼東半島を、三国干渉して中国に返還させた。


Aロシアにとって絶対に負けるはずがないと信じて戦った日露戦争で、東郷平八郎率いる日本艦隊にバルチック艦隊が
撃破され敗戦した。

大国ロシアが世界に誇るバルチック艦隊を、極東の小国である日本に撃破された恨みを彼らは今でも決して
忘れていない。

B日本の敗戦が濃厚になってきた昭和20年2月に開かれたクリミア会談(ヤルタ会談)で
ソ連のスターリンは北海道地図の留萌から釧路に斜線をひき、その北側をソ連に割譲するよう求めた。

アメリカとイギリスに猛反対されて諦めざるを得なかったが、千島への参戦を認めさせる密約をかわした。

Cソ連共産党はゾルゲをはじめとする諜報スパイを日本に送り込み、日本が北上してソ連に参戦しないよう
働きかけた。
その中には日本人である元朝日新聞社の尾崎秀実も政権の中枢に紛れて諜報活動をしていた。

D大東亜戦争勃発直前の昭和16年、当時日本の外交官であった松岡洋右が電撃的に
  ソ連との間に「日ソ不可侵条約」を締結した。

にもかかわらずソ連は昭和20年8月9日、この国際条約を一方的に破棄して千島列島に攻め入り占拠し、
今に至っている。


E日本がポツダム宣言を受諾し降伏したあとの8月20日、樺太からの疎開船である小笠原丸他2隻の船を
ソ連潜水艦が魚雷で撃沈し、1700名以上の日本人民間人を殺した。

(三船殉難事件)

この時海面に投げ出された日本人をソ連潜水艦は浮上して機銃掃射し、海面は血の海となった。

F現在ロシアが実効支配している日本の領土千島列島には、既にロシアの地対艦ミサイルが配備されている。

射程距離500qと言われているので北海道全土は勿論のこと東北位までは狙われている。


今回のウクライナ侵略で明らかにされたが、ロシアのミサイル配備は決して脅しだけではなく、
実際に打ち込む意思があるということ。

もう100年以上も前からロシアは北海道の港を狙っている。

私のような年寄りがその気になっても足手まといにしかならないことは重々承知の上で、もしロシアが攻めてきたら
家族を守るために、江別を守るために私は闘う、命を懸けて闘う。

子供達が泣いたり、悲しんだり苦しむような姿が映し出されると涙ぐんでしまいます。

蛮行は決して許されない。

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