いったい何時になったら、この忌々しいウイルス禍から我々の日常を取り戻せるのか。
憤ることにもすっかり慣れて、三回目の冬を迎えております。
この一年を振り返りますと、何といっても秋の例祭で神輿渡御を斎行できたことが
一番の喜びでした。
また露店の営業も復活し、多くの子供たちの笑顔満面に接することが出来ました。
「今年は神輿渡御をはじめとする例祭行事を行うことが出来るのか?どうか?」
その決断にどれ程迷ったか分かりませんが、三年振りの神輿渡御、露店営業で
クラスターを起こさずに終える事が出来て、本当にホッと致しました。
また例祭にあたって地域の方々に「ご寄進」のお願いも致しましたが、なかなか受け入れて
頂けない地域もあり、大きな課題を残しました。
来年以降「お祭りのやり方の抜本的な見直し」が必要です。
私事ながら、年が明けますと「古希」を迎えます、数え年で七十歳になります。
本当にお陰様で私は現在の自分の生活、人生にほとんど不満はなく、多くの持病を
抱える身ながら幸せに生かせて頂いております。
どうしても手に入れたいものがまったく無い訳では勿論ありませんが、その欲しいものは
私の努力で手に入れられるものではなく「仕方のないことのひとつ」です。
あとどれ位元気で生きていられるのか分からない身でもありますが、残された日々を
決して私心に溺れず、恬淡を旨とし、鎮守の宮司としての矜持を果たしたいと願って
おります。
そう願いつつも「自分はあと何をすべきか」「現実的にどのように生きればいいのか」となると途端に迷路に陥ります。
「生き方に悩むなど青春時代の作業」」と思っておりましたが、未だ彷徨う「アラ・セブンティ」です。
こんな私ですが、来年もどうか宜しくお付き合い願います。
皆様にはどうかよい新年をお迎えください。
さて次に令和五年の初詣についてお知らせがございます。
・授与所(お札お守り等の販売所)の営業は
元旦の深夜「午前零時から1時半で一旦終了」
「元旦午前7時30分より再開」いたします。
ご理解のほど宜しくお願い申し上げます。
・「ご神水」の提供について
次の期間は給水停止となります
・令和四年十二月二十九日(木曜日)〜令和五年一月五日(木曜日)
・令和五年一月十五日(日曜日)どんど焼の日
・「出会いの広場」について
江別神社では少子化対策の一助となるべく、また結婚を望む独身者の為に
集団見合いの会「出会いの広場」を主催しています。
今年はウイルス禍ではありましたが五月に開催するべく募集活動をするも
応募は男性二名、女性五名と募集人数にまったく届かず、やむなく中止としました。
何が主要原因で応募者が少なかったのか、ウイルスが原因なのか、又は集団見合いというアナログ的婚活事業が今の若者に必要とされていなかったのか、を検証し今後どうするかを決めたいと思います。
詳細が決まりましたらホームページ、フェイスブック等でお知らせ致します。
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