昨日の夕方、社務所を締めようとしていると若い男性が境内で写真を撮っているので
玄関を締めずにいたら、やがて彼が入ってきました。
たどたどしい日本語で「こんにちは」と言うので、私は稚拙な
英語で「どこから来たの?」と尋ねると「台湾からです」と答え
「学生?」「台湾の大学院生です」
「日本に来たのは初めて?」「そうです」
「日本語は出来る?」「少しだけです」
「寒くない?」「少し寒いですが大丈夫です」
「日本はどう?」「好きです、特に神社は大好きです」
「私は台湾の李登輝元総統が好きです、彼は日本の京都大学を卒業しました、李登輝を知っていますか?」
「勿論知っていますし大変尊敬しています」
てな感じで会話をしながら彼はお守りを選んでいます。
「これは何のお守りですか?」とひとつづつ聞くので、一通り
「this is for driving safety]とか「for achieving happiness」とか
「for getting lover」とか「for getting win」とか言って説明し
「安産守」を「for getting new baby safety」と言ったら笑っておりました。
いろいろなお守りを6〜7体も大人買いしてくれて、その中には
ちゃっかり自分用と思われる「縁結び」のお守りも入っておりました。
社殿を眺めては「ビューリフー」を連発し「私と一緒に写真を撮りたい」と申すので、
女房に頼んで撮ってもらいました。
なんまら気分が良いので江別神社ロゴ入りのボールペンと
キーホルダーをプレゼントしましたら、満面の笑顔で喜んでおりました。
そういえば、つい3〜4日前にも香港から来たというアベックが
お参りに来て御朱印を求めておりましたが、ここにきて外国人の旅行者が
増えてきた感じです。
外国人と拙い英語で接すると
「やっぱりもっと英語が出来たらなぁ」と、ほとんど消えかかっている湿った
向学心に火をともしたくなりますが、今回も三日坊主で終わりそうです。
それにしても右目がかすんでいる、何とか手術してくれないかなぁ。 |