ある人から「スタバート・マーテルがいいよ」とCDをもらった。
この詩はドヴォルザークの曲で聞いたことがあるが、正直あまり印象に残っていない。
ジャケットにはアバドとロンドンフィルの名が読めるが、ドヴォルザークの名はない。
ビバルディやロッシーニ、プーランク、スカルラッティ、そしてペルゴレージなど
いろんな人が曲をつけているようだが、どれも前の職場でチラッと聞いたくらいだった。
もらったCDはペルコレージの曲だが、これはさっぱりおぼえていない。
詩は13世紀に作られた聖母マリアの悲しみを歌った宗教詩らしい。
ペルコレージは26歳で夭折したらしいが、これってモーツァルトより短命なんだな。
で、聴いてみた。
じっくり聞き入るというか、誘い込まれる感じはないが、実はもう3回目にリピート中でもある。
劇的な盛り上がりはないけど、なじみやすいというか、邪魔にならない感じの曲ですね。
ラテン語らしい歌詞はさっぱり意味が分かんないけど、なんだか物語を感じるところはある。
バロック期の宗教音楽ってあんまり聞かないけど、時にはいいなと思った。 |