隆雄さん、こんにちは。
久しぶりにこの掲示板を覗いています。
先日、父が他界しました。
急に意識がなくなり、ずっと田舎に帰ってました。
最期の夜、彼の小さくやせ細った手をさすりながら星空を見ていました。
目映いばかりの星空でした。大事な人から、悲しいけれど嬉しい感じもありそうだねとメールが来ました。
こんな風に彼の手をさすったり、握ったりするとは思いませんでした。
何か不思議な感じ・・・また親子に戻ったような・・・。
彼の人生を彼の意志ではなく、家族である自分が閉じた気もします。
延命はしないという選択を彼は選んでいたけれど、実際に選んだのは自分だった。
彼の意志だった。そう思ってる。
でも、どこかでこれで良いんだと自分に言ってる。
父に、「父さん」と呼んだのは、意識がなくなってからの方が多いかも知れない。
父さん、私は貴方の娘として、これからも私らしく生きてくよ。
父さん、人生は捨てたもんじゃないって、私は貴方から貰いたかったものを自分で手に入れた気もしてる。
父さん、ありがとね。
時が、流れていきます。
今まで、言葉にならなかったのに、少し言葉になりました。
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