昨日は、午前中と夕方と、合わせて1時間ばかり、
円地文子訳の『源氏物語』に目を通す。
こんなに面白い物語だったかと、
今更呆れるほどだ。
原文へもその内、何度目かの挑戦を試みたい。
本居宣長が『源氏』の熱愛者だったことは、
前に書き込みに記した、と記憶する。
2週間ばかり前、
半年は十分離れていた彼の『古事記傳』を、再び手に取る。
意欲が減衰して行き、中断したままになるかと諦めかけていたが、
ふと諦めの暗がりの中に幽かな光が認められたので、
手に取ることができたわけだった。
すると、とても新鮮で、
この分では、通読も果たせそうだ。
とはいえ、読み始めて既に3年9ヶ月足らず、
その日は、まだだいぶ先になりそうだが。 |