半野良のサブと私とが理解(許容)し合うのに、
少なくも2年以上を要した。
昨今は、寝姿を目にしても、ふと心和みさえする。
そして、けっこうお利口さんだ。
たった今も、少量を食べ、
外へ行きたがる様子なので戸口を開けてやると、
ついそこで小用を足した
――今日まで室内で、阻喪をやらかし、何度私を激昂させたことか。
これから数時間は、彼女の縄張りを経巡って来るのだろう。
戻って来たなら、フロントラインをさしてやらなくては。
彼女の5匹の子供たちには、おおむね、感心させられることが多かったので、
父親似なのだろうと推察してきたが、
必ずしもそうばかりではないのやもしれない。 |