当主の魚信です。自分事で恐縮ですが、最近は何かと忙しく、
こちらの書き込みもご無沙汰ぎみであり、しかも「魚信のコラム」にも
しばらくの間、書き込みが出来ずにおりました・・・・・お詫びします。
ところで、このＨＰにおいても先頃話題になりましたが、コマセの
問題をもう一度整理してお伝えしたいと思います。
今日、ある釣り雑誌に目を通しましたが、東北における釣り人の
コマセについて、全く間違った見解が活字になっていましたので
念の為にお知らせしておきます。
最近のコマセ使用の問題に関しての国の立場での見解を簡単に直訳すれば、
国の方針では、現況や実情からして、釣り人（遊漁者）におけるコマセを
使用する釣法は全面的に許可（開放）しても良いのではないか・・・・・
と言う事なのです。
（ただし、特に問題がある地域や、現状では解禁できない事情がある
のであれば、部分的な禁止については仕方がない）
国ではこのようなニュアンスで都道府県における規則制定の例示を
したにもかかわらず、釣り人側での大半の捉え方は「コマセ禁止が
強化されたので、禁止地域では更なる規制の強化には従いましょう」
的な感覚の様です。
しかしながら、これらの解釈については全く間違いなのです。
今、この機会にコマセの必要性と有効性をじっくり考えたり、コマセが
海の害になるとの思い込みや、一方的にコマセ禁止を強化するような意見を
正当化するなどの運動に対しては、この時期であればこそ、しっかり見極めながら、
コマセの問題について、もう一度考えてみる必要があるような気がします。
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